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外付けSSDの速度目安とは?ゲーム・作業別の最適な選び方とおすすめモデルを徹底解説

「外付けSSDって実際どれくらい速いの?」「ゲーム用や作業用にはどの速度を基準に選べばいい?」「内蔵SSDより遅いって本当?」──そんな疑問を抱いていませんか?最近では、USB接続で使える外付けSSDが安価に手に入り、PCやPS5・Switch・動画編集環境など幅広く活用されています。

ただし、選ぶべき転送速度や規格を理解していないと、「せっかく買ったのに遅い」「ゲームが途中で止まる」といったトラブルに繋がりがちです。この記事では、外付けSSDの速度の目安から、用途別の選び方、やってはいけない注意点までを網羅的に解説。「Mbps」「MB/s」の違いすらよくわからないという方でも、これを読めば最適な1台を迷わず選べるようになります。

  • 外付けSSDの速度目安を用途別に詳しく解説
  • ゲーム用途や据え置き型としての最適な速度がわかる
  • やってはいけない使い方や注意点を事前に把握
  • 内蔵SSDとの違いと、どちらを選ぶべきかが明確になる
  • 本当に買うべき外付けSSD5選を厳選紹介

外付けSSDの速度目安と選び方のポイント

まずは「どのくらいの速度が理想なのか?」「何に注意して選ぶべきか?」という疑問をしっかり解消することから始めましょう。

  1. 外付けSSDの速度はどれくらいあれば十分なのか
  2. 内蔵SSDと外付けSSDの違いと速度差
  3. 外付けSSDの転送速度はMbpsでどれくらいか
  4. 外付けSSDをゲームに使うときの読み込み速度の目安
  5. 外付けSSDでやってはいけない使い方とは

1. 外付けSSDの速度はどれくらいあれば十分なのか

外付けSSDの転送速度は、最低でも「読み込み500MB/s以上・書き込み450MB/s以上」が快適な目安とされています。USB3.2 Gen2規格に対応したモデルであれば、おおむねこの速度をクリアしています。これより遅いと、データのコピーに時間がかかるだけでなく、ゲームの起動や動画編集時のレスポンスに不満が出やすくなります。

ただし、最大速度は理論値であり、実際の使用環境(USBポートの規格やPC側の対応状況)によって大きく変動するため注意が必要です。たとえば、USB3.2 Gen1ポートしかないPCにGen2対応SSDを接続しても、速度は500MB/s前後で頭打ちになります。用途に応じた速度の見極めが重要で、「ゲーム用なら700MB/s以上」「動画編集やRAW現像なら1,000MB/s以上」が理想とされています。

2. 内蔵SSDと外付けSSDの違いと速度差

内蔵SSDは、マザーボードに直接接続されるため転送速度が非常に速く、M.2 NVMeタイプであれば最大7,000MB/sを超えるモデルも存在します。一方、外付けSSDはUSB接続が基本であり、どんなに高速な製品でも2,000MB/s程度が上限です。そのため「速度重視」だけを求めるなら内蔵型に軍配が上がります。

しかし、外付けSSDには「脱着が簡単」「複数デバイスで使い回せる」「データの物理保管がしやすい」といったメリットがあります。読み込み中心の用途(例:Steamゲームの起動やメディア再生など)であれば、体感的に大きな差を感じないことも多いです。つまり、「どちらが速いか」ではなく「自分の使い方にどちらが合うか」で選ぶのが失敗しないコツです。

3. 外付けSSDの転送速度はMbpsでどれくらいか

SSDの速度は一般的に「MB/s(メガバイト毎秒)」で表記されますが、「Mbps(メガビット毎秒)」で表現されることもあります。この2つは混同されやすいですが、1MB/s=8Mbpsという換算式があります。たとえば500MB/sの読み込み速度なら、Mbps換算では約4,000Mbpsということになります。

ネット回線速度で慣れ親しんでいるMbpsで見ると、外付けSSDの転送は非常に高速で、オンライン転送よりも圧倒的に速いということがわかります。比較のために言うと、一般的な家庭用Wi-Fi(5GHz帯)の実測速度が300〜800Mbps程度なので、SSDの転送がいかに高速かが実感できるはずです。ただし、この性能を引き出すには、PC側のUSBポートやケーブルの規格にも注意が必要です。

4. 外付けSSDをゲームに使うときの読み込み速度の目安

ゲーム用途で外付けSSDを選ぶ際の速度目安は、「読み込み700MB/s以上」がひとつの基準です。これは、AAAタイトルなどのロード時間短縮や、オープンワールドゲームでのマップ読み込みにおいてスムーズな体験を得るために重要です。特にPS5やSteamで使用する場合、USB3.2 Gen2(10Gbps)以上のSSDが望ましく、USB2.0対応の製品では性能が著しく低下します。

また、ゲームごとにSSDの対応条件が異なる場合もあり、対応していないソフトではインストール自体ができないこともあります。パソコンでのゲーム利用なら、SteamやEpic Gamesでのインストール先として問題ありませんが、安定動作を求めるならキャッシュ読み込みや断片化の影響も考慮して、定期的な最適化も大切です。価格だけで判断せず、読み込み速度の数値をしっかりチェックすることで、ゲームの快適さは大きく変わります。

5. 外付けSSDでやってはいけない使い方とは

外付けSSDは便利ですが、誤った使い方をすると速度低下や寿命の短縮につながります。まず避けるべきは、頻繁な抜き差しや強制取り外し。書き込み中に取り外すとデータが破損するだけでなく、SSD自体に深刻なダメージを与える恐れがあります。必ず安全な取り外し手順を守るようにしましょう。

また、長時間連続で高負荷な読み書きをさせると、内部の温度が上昇し「サーマルスロットリング」により速度が低下することも。冷却対策が不十分な環境での常用も避けるべきです。さらに、定期的なTrimコマンドの実行や、容量を常に80%以上使っている状態も避けましょう。これらは寿命の短縮に直結します。便利な一方で、メンテナンスと正しい使い方を意識すれば、外付けSSDは長く快適に使える頼もしいパートナーになります。

速度もコスパも妥協なし!おすすめ外付けSSD5選

ここからは、実際に速度・耐久性・価格バランスに優れた外付けSSDを厳選して紹介します。すべて新品・在庫あり・信頼できるモデルのみ掲載しています。

  1. SanDisk ポータブルSSD 1TB USB3.2 Gen2対応(最大1050MB/s)
  2. Samsung T7 Shield 1TB(防滴防塵・USB3.2 Gen2対応)
  3. Crucial X9 Pro 1TB(高速読込&耐衝撃設計)
  4. BUFFALO 外付けSSD SSD-PGT1.0U3-BA(国内メーカー製・PS5対応)
  5. エレコム 外付けSSD ESD-EMC1000GBK(コスパ重視・USB3.2 Gen2)

1. SanDisk ポータブルSSD 1TB USB3.2 Gen2対応(最大1050MB/s)

SanDiskの1TBポータブルSSDは、最大読み込み速度1050MB/s、書き込み速度1000MB/sの超高速パフォーマンスを誇ります。USB3.2 Gen2対応で、PCやノートに接続するだけで大容量のデータも瞬時に転送可能。これにより、フルHD~4K動画の編集やRAW現像、ゲームデータのロードも快適そのもの。

背面は衝撃に強いアルミニウム仕様で耐久性も抜群。安心の5年保証付きで、データ保護ソフトもプリインストールされているため、初心者でも扱いやすい構成です。「速度不足でイライラしたくない」「データ移動をサクサク快適にしたい」そんなニーズを満たしてくれる、最初に選ぶべき定番モデルです。

2. Samsung T7 Shield 1TB(防滴防塵・USB3.2 Gen2対応)

Samsung T7 Shield 1TBは、最大1050MB/sの高速読込/1000MB/sの書込を実現しながら、防滴IP65、耐衝撃2m落下、耐圧1500kgfというタフネス性能を備えています。現場作業に持ち出すクリエイターにも安心できる堅牢性で、屋外での写真・動画データ転送やゲーム配信の用途にも最適。

AES256ビットハードウェア暗号化対応でセキュリティも万全。金属製の筐体は発熱を抑制しつつ、冷却を助け長時間使用でも安定した速度をキープします。耐久性・速度・利便性すべてを求めるユーザーには、間違いなく手にしてほしい1台です。

3. Crucial X9 Pro 1TB(高速読込&耐衝撃設計)

Crucial X9 Proは、最大2000MB/sの読み込み速度を誇る超高速モデルながら、本体は驚くほどコンパクトで、持ち運びに最適です。PCIe Gen4対応で、デスクトップに迫る高速性をUSB Type-C経由で実現。衝撃や振動に強いアルミボディで耐久性を高めつつ、アルゴリズムに基づく温度制御により発熱を抑えた設計。

ゲーミングでも動画編集でも、ストレスを感じさせない転送性と堅牢性を併せ持ち、「外付けなのにここまで速くていいの?」と驚かれること間違いなしの高性能SSDです。

4. BUFFALO 外付けSSD SSD-PGT1.0U3-BA(国内メーカー製・PS5対応)

BUFFALO SSD-PGT1.0U3-BAは、USB3.2 Gen2接続に対応し、最大読み込み1050MB/s、書き込み1000MB/sを実現した外付けSSD。日本の家庭環境に合わせたサポート体制や保証が魅力で、PS5のストレージ拡張にも対応済み。専用ソフトで認識チェックや最適化もワンボタンで完了。

耐衝撃設計とHDDからのデータ移行補助ソフト付きで、PC初心者でも安心して使える構成です。「どこで買っても同じ速度なら安心サポートが欲しい」という国内ユーザーに最適の選択肢です。

5. エレコム 外付けSSD 1TB ESD-EMC1000GBK(コスパ重視・USB3.2 Gen2)

エレコムのポータブルSSDは、最大1050MB/sの読み込みと1000MB/sの書き込みを実現しつつ、比較的安価な価格設定が魅力です。軽量で小型ながらも筐体はしっかりしたアルミボディ、放熱性にも優れています。

Windows・Macはもちろん、PS5でも使用可能。シンプルでわかりやすいソフトウェアにより、ファイル管理も簡単。速度と価格のバランスを重視する人にとって、「初めての外付けSSD」としても心配せず手に取れる、最も現実的な選択肢です。

まとめ:外付けSSDは「速度で選ぶのが正義」だけじゃない、安心と快適を両立しよう

外付けSSDは「速い」「安心」「使いやすい」の三拍子が揃って初めて満足感を得られます。速度の目安として、ゲーム用途には最低700MB/s以上、動画編集やRAW現像などでは1000MB/sを超える製品が理想的。一方で、耐久性やセキュリティ、接続方式の互換性など、スペック以外の要素も選ぶ際には非常に重要です。

この中で紹介した5モデルはいずれも、用途別に「最初に使いたい」「持ち運びに安心」「高速度を求める」「国内サポートあり」「質実剛健なコスパ品」といった角度から厳選。あなたの使い方に合った1台を選べば、作業時間や起動待ちから解放され、「もっと早く使えばよかった」と感じること請け合いです。

今すぐ自分に最適な外付けSSDを手に入れて、ファイル転送、ゲーム、クリエイティブな作業をもっとスムーズにしましょう。これからの作業環境は、確実に変わります。ぜひ一歩踏み出して、快適ライフを始めてください。