iPhone 15と16どっちがいい？買うべきモデルと違いを徹底比較

2025年9月、最新のiPhone 17が発売されて数ヶ月が経ち、型落ちとなったiPhone16、iPhone 15も価格が改定され、併売が続いています。「iphone15 16 どっち が いい」のか、今まさに購入を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。iPhone 16は順当な進化を遂げましたが、iPhone 15もDynamic IslandやUSB-Cを搭載した完成度の高いモデルであり、値下げされた今こそ「買い」とも言えます。

この記事では、「iphone15 16 どっち が いい」という疑問に対し、カメラ、バッテリー、サイズ、Proモデルの決定的な違い、そして値段の差まで、あらゆる角度から両者を徹底的に比較検討します。あなたの使い方に最適な一台を見つけるための、最終結論がここにあります。

iPhone 15と16、購入前に知るべき5つの違い

1. iPhone15から16に変わったことは何ですか？【標準モデル編】

iPhone 15（標準モデル）からiPhone 16（標準モデル）への変更は、一見するとマイナーアップデートのように見えますが、中身は着実に進化しています。最も大きな変更点は、チップがA16 Bionicから最新の「A18チップ」へと進化したことです。これにより、処理速度はもちろん、AI機能が大幅に強化されました。また、メモリ（RAM）も6GBから8GBへと増強され、アプリの切り替えや高負荷な作業がよりスムーズになっています。

デザイン面では、iPhone 15でProモデル限定だった「アクションボタン」が、iPhone 16では標準モデルにも搭載されました。これにより、カメラの起動やショートカット機能へのアクセスが格段に向上しています。

カメラのレンズ配置も、15の「対角線」から16では「縦型」に変更されました。これは、Apple Vision Pro向けの「空間ビデオ」撮影に対応するためです。Wi-Fi 6Eにも対応し、通信速度のポテンシャルも向上。これらは地味ながらも確実な進化と言えるでしょう。

2. iPhone15 Proと16 Proの決定的な違い【Proモデル編】

標準モデル以上に劇的な進化を遂げたのがProモデルです。iPhone 15 Proから16 Proへの最大の変更点は「画面サイズ」と「カメラ」です。16 Proは6.1インチから6.3インチへ、16 Pro Maxは6.7インチから6.9インチへと、それぞれディスプレイが大型化しました。これにより、動画やゲームの迫力が一層増しています。

カメラ性能も飛躍的に向上しました。15 Pro Maxでしか使えなかった「5倍望遠テトラプリズムレンズ」が、16 Pro（6.3インチモデル）にも搭載されました。これにより、小さい方のProモデルでも超望遠撮影が可能になり、15 Proからの明確なアップグレードとなります。

さらに、本体側面には動画撮影などに特化した「キャプチャボタン」が新たに追加されました。チップもA17 ProからA18 Proへと進化し、Wi-Fi 7への対応も果たしています。iPhone 16 Proは、15 Proの弱点を潰し、大型化によってさらなる性能を詰め込んだ「完全体」と言える進化です。

3. iPhone 16がダメな理由は何ですか？（デメリット）

「iPhone 16がダメ」という決定的な理由は存在しませんが、一部のユーザーにとっては「期待外れ」または「デメリット」と感じられるポイントがいくつかあります。まず、標準モデル（16・16 Plus）において、ディスプレイのリフレッシュレートがProモデル（120HzのProMotion）とは異なり、従来の60Hzに据え置かれた点です。同価格帯のAndroidスマートフォンでは高リフレッシュレートが標準となりつつあるため、この点は大きなデメリットと感じるでしょう。

次に、Proモデルの「大型化」です。性能向上のために画面サイズが6.3インチ、6.9インチへと大きくなりましたが、これは同時に「片手での操作性が犠牲になった」ことを意味します。15 Pro（6.1インチ）のコンパクトなサイズ感を愛用していたユーザーにとっては、この大型化は明確なデメリットとなります。

最後に、大幅な進化がProモデルに集中しており、標準モデルの進化が小幅に感じられる点も、「15で十分」という判断につながりやすく、16を選ぶ積極的な理由が弱いと評価される一因となっています。

4. iPhone15と16のバッテリーと値段を比較

iPhone 16シリーズは、全部のモデルにおいてiPhone 15シリーズよりもバッテリー容量が微増しており、実際のバッテリー持続時間も順当に向上しています。特に画面が大型化した16 Pro Maxのバッテリー持ちは、過去最強クラスとの評価を得ています。とはいえ、iPhone 15シリーズのバッテリー性能も元々非常に高く、日常使いで大きな不満が出るレベルではありません。

値段については、iPhone 16シリーズは、15シリーズの発売時価格とほぼ同等か、一部モデルでは若干の値上げとなりました。一方で、iPhone 16の登場に伴い、Apple Storeや各キャリアではiPhone 15シリーズが「型落ち」として価格改定（値下げ）されました。

この「約1.5万円〜2万円」の価格差は非常に大きく、16標準モデルの進化が小幅である点を考慮すると、あえて値下げされたiPhone 15を選ぶという選択肢は、2025年現在、最もコストパフォーマンスに優れた賢い選択と言えます。

5. iPhone17を待つべきか？

2025年11月の時点でiPhone 16を購入する際、当然ながら約10ヶ月後には「iPhone 17」が登場する可能性が頭をよぎります。iPhone 17に関する噂はまだ流動的ですが、いくつかの大きな変更が予測されています。

最大の注目は、標準モデル（17・17 Plus）にも、ついに「ProMotion（120Hzディスプレイ）」が搭載されるのではないか、という点です。これが実現すれば、16標準モデルをスキップして17を待つ決定的な理由になります。また、フロントカメラの大幅な画質向上や、アンダーディスプレイ（画面下）Face IDの搭載による、Dynamic Islandの小型化なども噂されています。

もし、あなたが現在使っているiPhoneに大きな不満がなく、16標準モデルの60Hzディスプレイに魅力を感じないのであれば、思い切って17まで「待つ」というのも一つの戦略です。

今買うべきiPhoneはどっち？おすすめモデル10選

1. Apple iPhone 16 Pro (256GB)

2025年現在、性能とサイズのバランスで選ぶなら、このiPhone 16 Proが最高の選択肢です。15 Pro Maxでしか使えなかった5倍望遠レンズが、6.3インチのこのモデルに搭載されたことが最大の進化点。これにより、コンパクトなProモデルを望んでいたユーザーも、ついにカメラ性能で妥協する必要がなくなりました。

A18 Proチップの圧倒的な処理能力、120HzのProMotionディスプレイ、そして動画撮影の概念を変える可能性のある「キャプチャボタン」の搭載。まさに「全部入り」のハイエンドモデルです。

15 Proの6.1インチよりは大型化しましたが、それでも6.9インチのMaxよりは遥かに扱いやすいサイズ感です。最新の技術を最もバランス良く体験したい、そんなあなたのための本命モデルと言えるでしょう。

2. Apple iPhone 16 (128GB)

最新のスタンダードモデルがiPhone 16です。15 Proモデルの特権であった「アクションボタン」をついに搭載し、メモリも8GBに増強。A18チップによるAI機能の強化と、空間ビデオ撮影に対応した縦型のカメラ配置も新しいポイントです。

iPhone 15から買い換えるほどの劇的な進化はありませんが、iPhone 12や13といった数世代前のモデルから乗り換える場合、その進化は明確に体感できます。USB-CポートやDynamic Islandといった近代的な装備は15から引き継ぎつつ、中身が順当にパワーアップしています。

ディスプレイが60Hzである点にさえ目をつぶれば、これから数年間の「標準」を安心して使えるモデルです。新しいもの好きで、Proほどの性能は不要という方に最適です。

3. Apple iPhone 15 (128GB)

2025年11月現在、最も「賢い」選択肢と断言できるのが、このiPhone 15です。iPhone 16の登場により価格が改定され、圧倒的なコストパフォーマンスを持つモデルへと変貌しました。16との最大の違い（チップ、アクションボタン、空間ビデオ）が不要な人にとっては、これ以上ない「買い時」を迎えています。

15で初めて搭載された「USB-Cポート」と、標準モデルにも採用された「Dynamic Island」。この2つだけで、iPhone 14以前のモデルとは比較にならないほどの高い利便性と先進性を備えています。搭載されているA16チップも、14 Proに搭載されていたものであり、性能は今なお一線級です。

16標準モデルの進化が小幅だったからこそ、値下げされた15の価値が際立ちます。予算を抑えつつ、現行モデルと遜色ない体験を手に入れたいあなたに、強くおすすめします。

4. Apple iPhone 15 Pro (256GB)

「16 Proの6.3インチは大きすぎる。6.1インチのコンパクトなProが欲しい」。そんなあなたにとって、値下げされたiPhone 15 Proは最後のチャンスかもしれません。チタニウム素材による高級感と軽さ、A17 Proチップの処理能力、そして120HzのProMotionディスプレイ。そのすべてが、16 Pro（5倍望遠）登場後も色褪せることはありません。

16 Proでは非搭載となった6.1インチというサイズ感は、日本のユーザーにとって非常に価値のある「ジャストサイズ」です。カメラも広角・超広角・3倍望遠と、日常使いには十分すぎる構成です。

16 Proの5倍望遠やキャプチャボタンに魅力を感じない、あるいは単純に予算を抑えてProモデルを手に入れたいなら、価格が下がった今、この15 Proを選ぶのは最高の選択と言えるでしょう。

5. Apple iPhone 16 Pro Max (256GB)

「最高」以外は要らない。そんなあなたのための、iPhone史上最大かつ最強のモデルが16 Pro Maxです。6.9インチへとさらに巨大化したディスプレイは、動画やゲームで圧倒的な没入感を提供します。その巨大なボディには、過去最長クラスのバッテリーと、進化した5倍望遠テトラプリズムレンズが搭載されています。

A18 Proチップの性能をフルに活かし、AI機能、プロレベルの動画撮影、レイトレーシング対応ゲームなど、あらゆる高負荷な作業を難なくこなします。新搭載のキャプチャボタンも、この巨大なデバイスをカメラとして構える際に真価を発揮します。

価格もサイズもまさに「Max」ですが、それに見合うだけの最高の体験を約束してくれます。スマートフォンに妥協を許さない、すべてのヘビーユーザーにおすすめします。

6. Apple iPhone 16 Plus (128GB)

標準モデルの性能で十分、でも「大画面」と「バッテリー持ち」だけは妥協したくない。そんなあなたのための選択肢がiPhone 16 Plusです。中身はiPhone 16と共通で、A18チップ、8GBメモリ、アクションボタンを搭載しています。

その最大の武器は、6.7インチ（15 Plusと同等）の大画面と、標準モデルの枠を超えた圧倒的なバッテリー持続時間です。Pro Maxほどの価格は出せないけれど、動画や電子書籍を大画面で楽しみたい、充電の心配から解放されたい、というニーズに完璧に応えます。

16標準モデルと同様にディスプレイは60Hzですが、その点を許容できるなら、Pro Maxよりも軽く、はるかに安価に「大画面iPhone」の快適さを手に入れることができます。

7. Apple iPhone 15 Plus (128GB)

「大画面・長時間バッテリー」モデルを、最も安く手に入れたい。そんなあなたには、価格が下がったiPhone 15 Plusが狙い目です。16 Plusとの違いは、チップ（A16かA18か）とアクションボタンの有無が主であり、6.7インチの大画面とUSB-C、Dynamic Islandといった基本体験は共通です。

A16チップの性能は十分すぎるほど高く、バッテリー持ちも15シリーズで最強でした。16 Plusの登場で型落ちとなった今、その価格は非常に魅力的になっています。

16 Plusの新機能に魅力を感じず、とにかく安価に「大画面iPhoneデビュー」を果たしたい方にとって、15標準モデルと並ぶ、もう一つの「賢い」選択肢と言えるでしょう。

8. Apple iPhone 15 Pro Max (256GB)

16 Pro Maxの6.9インチは大きすぎる、でも「5倍望遠」は欲しい。そんなあなたには、型落ちとなった15 Pro Maxが光って見えます。15 Pro Maxは、初めて5倍望遠テトラプリズムレンズを搭載したモデルであり、そのカメラ性能は16 Pro（標準）と同等、あるいはそれ以上です。

6.7インチという、16 Pro Maxよりもわずかにコンパクトなサイズ感と、チタンフレーム、A17 Proチップ、120Hzディスプレイという基本スペックは、2025年現在でもハイエンドの名に恥じません。

16 Pro Maxの登場で価格が改定され、16 Pro（6.3インチ）と価格帯が近くなった今、あえて「型落ちの大画面・高倍率ズーム機」を選ぶというのも、非常に通な選択と言えます。

9. 【整備済み品】Apple iPhone 14 Pro (256GB)

「120HzのProMotionディスプレイを、とにかく安く体験したい」。そんなあなたにとって、Apple公式や各種ストアで販売されている「整備済み品」のiPhone 14 Proは、隠れた優良物件です。15標準モデルや16標準モデルではいまだに採用されていない120Hzディスプレイを搭載しています。

Dynamic Islandも14 Proから初搭載されており、見た目の先進性は15や16と変わりません。A16チップの性能も、15標準モデルと同じであり、パフォーマンスにも不安はありません。

デメリットは、ポートがUSB-CではなくLightningである点と、あくまで整備済み品である点です。しかし、それを差し引いても、10万円前後でProモデルの滑らかなディスプレイを手に入れられるコストパフォーマンスは、新品モデルにはない大きな魅力です。

10. Apple iPhone SE (第3世代) (64GB)

「最新機能は一切いらない。とにかく安く、安心して使えるiPhoneが欲しい」。そんなあなたには、今なお新品で併売され続けているiPhone SE（第3世代）が最適です。最大の魅力は、物理的な「ホームボタン」と「Touch ID（指紋認証）」を搭載している点。Face ID（顔認証）が苦手な方や、マスクを多用する方にとって、これ以上ない安心感を提供します。

中身のチップはA15 Bionic（iPhone 13シリーズと同等）と非常にパワフルで、動作もサクサク。サイズも非常にコンパクトで軽量です。

15や16とは全く異なるコンセプトの製品ですが、「電話とLINE、簡単なネット検索ができれば十分」というニーズに対して、5Gにも対応したこのモデルは、最も安価なiPhoneとして、今なおその価値を失っていません。

まとめ：iPhone 15と16、選ぶべきは「価格」か「最新機能」か

iPhone15と16、どっちがいいかという問いは、2025年11月現在、「値下げされた完成形の15」と「順当に進化した最新の16」のどちらを選ぶか、という問題に集約されます。

標準モデルで比較するなら、16の進化はアクションボタンやA18チップなど小幅であり、価格が下がったiPhone 15のコストパフォーマンスが際立っています。USB-CとDynamic Islandを備えた15は、今が最高の「買い時」です。

一方で、Proモデルを選ぶなら、話は別です。16 Proは、画面の大型化と5倍望遠レンズの搭載により、15 Proから明確な「ジャンプアップ」を遂げました。最新・最高の体験を求めるなら、16 Pro（またはPro Max）を選ぶ価値は十分にあります。

この記事で紹介した情報が、あなたの予算と求める機能に完璧にマッチする一台を見つけるための一助となれば幸いです。