iPadの購入やアクセサリ選びで、今や最も重要な分岐点となるのが「充電ポートの形状」です。ipad usb c いつから対応し始めたのか、iPadは何世代からタイプCですか?という疑問は、どのモデルを選ぶか、どのケーブルを揃えるかに直結する大きな問題ですよね。
特に、iPad mini USB-C いつから?という疑問や、iPad 10世代の登場で、ラインナップがどう変わったのか。そして、Iphone タイプC いつから?というiPhoneの動向も絡み合い、iPadでタイプCが使える機種の一覧が欲しいと感じている方も多いはずです。この記事では、複雑に入り組んだiPadのUSB-CとLightningの世代を、モデル別に徹底的に整理し、あなたの疑問を解消します。
- iPadで最初にUSB-Cが採用されたのは「iPad Pro (2018年モデル)」からです
- iPad miniは「第6世代 (2021年)」から、無印iPadは「第10世代 (2022年)」からUSB-Cに対応しました
- 現在(2025年)の主要ラインナップ(Pro/Air/mini 7/10世代)はすべてUSB-Cに移行済みです
- iPhoneも「iPhone 15 (2023年)」からUSB-Cに移行し、Apple製品の端子はほぼ統一されました
iPadがUSB-Cに移行した歴史とモデル別一覧
ipad usb c いつから対応が始まったのか、その歴史はモデルの「格」によって順番が異なります。Proから始まり、Air、mini、そして最後に無印(スタンダードモデル)へと普及していきました。その正確な移行時期を、モデル別に解説します。
- 革命の始まり:iPad Pro (2018年) が最初のUSB-Cモデル
- iPad AirのUSB-C化はいつから?(第4世代 2020年)
- Ipad mini USB-C いつから?(第6世代 2021年)
- 無印iPadのUSB-C化とLightning世代の終焉(iPad 10世代)
- 補足:iPhone USB-Cいつから?(iPhone 15での全面移行)
1. 革命の始まり:iPad Pro (2018年) が最初のUSB-Cモデル
iPadはいつからUSB-Cに対応しましたか?その答えは、2018年10月に発売された「iPad Pro (第3世代)」です。Appleは、プロフェッショナルのクリエイティブツールとしてiPadを位置づけるため、従来のLightningポートを廃止し、より高速なデータ転送と、外部ディスプレイやストレージへの高い拡張性を持つUSB-C(Thunderbolt)ポートを採用しました。
これは、iPadが単なるタブレットから「PCの代替」へと進化する、大きな転換点となりました。高速充電(USB PD)への対応も、大容量バッテリーを搭載するProモデルにとって必須の進化でした。このProモデルのUSB-C化が、他のiPadシリーズにも波及していくことになります。
2. iPad AirのUSB-C化はいつから?(第4世代 2020年)
Proモデルに続いてUSB-Cが搭載されたのは、2020年10月発売の「iPad Air (第4世代)」です。Proモデルで採用されたホームボタン廃止のフルスクリーンデザインと共に、ポートもUSB-Cへと刷新されました。
これにより、Proモデルほどではないものの、外部ストレージへの接続や、Apple Pencil (第2世代) のマグネット充電といった、現代的なiPadの使い方がミドルレンジのAirモデルでも可能になりました。iPad USB-C 世代は、このAir 4の登場によって、Proだけの特別なものではなく、一般ユーザーにも身近な存在となったのです。
3. Ipad mini USB-C いつから?(第6世代 2021年)
Ipad mini USB-C いつから?多くのファンが待ち望んだこの問いの答えは、2021年9月発売の「iPad mini (第6世代)」です。前モデル(mini 5)まで長らくLightningポートとホームボタンを採用していましたが、この第6世代でついにフルモデルチェンジ。ProやAirと同じ、フルスクリーンデザインとUSB-Cポートを手に入れました。
これにより、コンパクトなボディでありながら、Apple Pencil (第2世代) に対応し、USB-Cハブを使った拡張性も確保。最もポータブルなクリエイティブツールとして、その価値を飛躍的に高めました。2024年発売のiPad mini 7も、このUSB-Cポートを引き続き搭載しています。
4. 無印iPadのUSB-C化とLightning世代の終焉(iPad 10世代)
そして、スタンダードモデルである無印iPadがUSB-Cに移行したのが、2022年10月発売の「iPad 10世代」です。これにより、Appleの現行iPadラインナップから、Lightningポート(ホームボタン搭載モデル)は、併売される旧モデル(iPad 第9世代)を除き、ほぼ一掃されることになりました。
iPad ライトニングケーブル 世代は、2012年のiPad (第4世代) や iPad mini (第1世代) から、Ipad ライトニング いつから?と問われるほど長く続きました。しかし、iPad 10世代の登場で、その役目も終わりを迎えつつあります。
iPadでタイプCが使える機種は?という問いの答えは、現在(2025年)新品で購入できる主要モデル(iPad Pro 全モデル、iPad Air 4以降、iPad mini 6以降、iPad 10世代)の「すべて」がUSB-C搭載機となりました。
5. 補足:iPhone USB-Cいつから?(iPhone 15での全面移行)
Iphone タイプC いつから?という疑問も、iPadとの連携を考える上で重要です。その答えは、2023年9月発売の「iPhone 15」シリーズです。欧州(EU)の規制動向もあり、AppleはiPhone 15シリーズ全モデルのポートをLightningからUSB-Cへと切り替えました。
これにより、MacBook、iPad、iPhoneというAppleの主要なデバイスが、ついに「USB-C」という一つの規格で統一されました。充電ケーブルを一本化できるだけでなく、iPadとiPhoneをUSB-Cケーブルで直接接続し、iPadからiPhoneへ給電する、といった使い方も可能になったのです。
USB-C対応iPadの可能性を広げる!おすすめアクセサリ5選
iPadのポートがUSB-Cになったこと。その最大のメリットは「高速充電」と「圧倒的な拡張性」です。ここでは、あなたのUSB-C搭載iPadを「最強のデバイス」に変える、おすすめのアクセサリを5つ厳選しました。
- 【高速充電】Anker Nano II 65W (A2663)
- 【多機能ハブ】Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブ
- 【イヤホン復活】Apple USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
- 【データ保存】Samsung 外付けSSD T7 Shield 1TB
- 【有線接続】Anker USB-C & HDMI ケーブル (4K 60Hz対応)
1. 【高速充電】Anker Nano II 65W (A2663)
iPadのUSB-Cポートは、USB PD(Power Delivery)という高速充電規格に対応しています。iPad ProやAir、mini 7の充電性能をフルに引き出すには、付属の20Wアダプタでは力不足。最低でも30W以上の出力が推奨されます。そこでおすすめなのが、このAnker Nano II 65Wです。
65Wという大出力でありながら、GaN II技術によりApple純正の61Wアダプタより大幅に小型化。この一台で、あなたのiPad(最大約30W)も、iPhone 15(最大約27W)も、そしてMacBook Air/Pro(最大65W)さえも、それぞれのデバイスが要求する「最大速度」で充電します。
iPadとMacBookの充電器をこれ一つにまとめられる「大は小を兼ねる」選択。USB-Cの高速充電の恩恵を最も体感できる投資です。
2. 【多機能ハブ】Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブ
iPad USB-C 世代の真価は「拡張性」にあります。このAnkerの7-in-1ハブは、iPadのたった一つのUSB-Cポートを、HDMI(4K対応)、SD/microSDカードスロット、USB-Aポート x2、PD充電用USB-Cポート、有線LANポートの「7つのポート」に大拡張します。
これにより、iPadで撮影したカメラのSDカードを直接読み込んだり、テレビの大画面にHDMIで出力したり、USBメモリのデータを扱ったり、有線LANで安定した通信を行ったりと、まるでノートPCのような使い方が可能になります。
iPadにキーボードとマウス(トラックパッド)を接続すれば、そこはもうコンパクトなワークステーション。あなたのiPadの可能性を無限に広げる、必須アクセサリです。
3. 【イヤホン復活】Apple USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
iPadがUSB-Cに移行し、フルスクリーンデザインになった代償として、iPadからは3.5mmイヤホンジャックが廃止されました。ワイヤレスイヤホンも良いですが、充電切れの心配がなく、遅延ゼロで音を聞きたい、お気に入りの有線イヤホンを使いたい、というニーズは根強くあります。
そんなあなたの悩みを、このApple純正の「USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が解決します。Apple純正品ならではの高い互換性と信頼性、そしてノイズの少ないクリアな音質が魅力です。
安価なサードパーティ製アダプタで音質を妥協するくらいなら、この純正アダプタを選ぶのが最も確実。iPadで音楽制作(DTM)や動画編集を行う際の、シビアな音声モニタリングにも必須のアイテムです。
4. 【データ保存】Samsung 外付けSSD T7 Shield 1TB
iPadの内蔵ストレージは高価です。特に動画編集やRAW現像を行うと、あっという間に容量が埋まってしまいます。USB-C(Thunderbolt)ポートの高速データ転送性能を活かせば、この問題を「外付けSSD」でスマートに解決できます。
SamsungのT7 Shieldは、読み書き速度1,000MB/sを超える超高速なポータブルSSD。iPadに直接接続し、iPadOSの「ファイル」アプリから、PCと同じ感覚でデータを読み書きできます。さらに、IP65の防塵防水性能と耐衝撃性を備え、持ち運びも安心。
iPadで編集した重い動画データを、このSSDに高速でバックアップ・転送する。iPadを本気でクリエイティブツールとして使うなら、USB-Cの速度を活かせる外付けSSDは、もはや必須の機材と言えるでしょう。
5. 【有線接続】Anker USB-C & HDMI ケーブル (4K 60Hz対応)
ハブはゴチャゴチャするから、とにかくシンプルに「iPadの画面をテレビに映したい」。そんな明確なニーズに応えるのが、このAnkerのUSB-C & HDMI ケーブルです。アダプタを介さず、iPadのUSB-Cポートと、テレビのHDMIポートをこの一本のケーブルで直接接続できます。
プレゼンテーションでの使用や、旅行先のホテルでiPadの映画を大画面テレビで楽しむ際に、これ以上ないほどスマートな解決策となります。4K/60Hzの滑らかな映像出力に対応しているため、画質も妥協ありません。
iPad Lightning USB変換アダプタを使っていた時代とは比べ物にならない、ケーブル一本で完結する手軽さ。これぞUSB-Cの恩恵です。
まとめ:iPadのUSB-C化は「拡張性」と「高速充電」の時代の幕開け
ipad usb c いつから?という疑問は、2018年のiPad Proから始まり、2022年のiPad 10世代でほぼ完了した、という歴史がお分かりいただけたかと思います。Ipad mini USB-C いつから?という問いの答えも、mini 6 (2021年) からでした。
iPad ライトニングケーブル 世代は終わりを告げ、iPhone 15のUSB-C化により、今やApple製品は一つの規格に統一されました。これは、充電ケーブルが一本化できるという利便性だけでなく、ハブによる「拡張性」や、PD充電器による「高速充電」という、iPadのポテンシャルを最大限に引き出す未来への扉が開かれたことを意味します。
あなたのUSB-C搭載iPadも、適切なアクセサリを選ぶことで、ただのタブレットを超えた万能デバイスへと進化します。この記事が、あなたのiPadライフをより豊かにするための一助となれば幸いです。
