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マキタとハイコーキどっちがいい?プロが選ぶ強みとおすすめ工具10選

これから電動工具を揃えようとしたとき、あるいは掃除機などの家電を選ぶとき、必ずと言っていいほど直面する最大の難問が「マキタ ハイコーキ どっち が いい」のかという問題です。国内シェアNo.1を誇る王道のマキタは、圧倒的なラインナップとバッテリーの互換性で多くのプロやDIYユーザーから絶大な支持を集めています。

一方で、旧日立工機としての歴史を持つハイコーキは、マルチボルトなどの革新的な技術とパワフルな性能で、玄人好みの実力派として根強い人気を誇ります。耐久性や価格、そして掃除機の使い勝手まで、両者にはカタログスペックだけでは見えてこない細かな違いが存在します。

この記事では、マキタ派とハイコーキ派それぞれの意見も参考にしながら、インパクトドライバーの比較やアフターサービスの違い、そしてあなたのライフスタイルに最適なメーカーはどちらなのかを徹底的に掘り下げていきます。

  • マキタとハイコーキそれぞれの決定的な強みと特徴
  • プロが教える耐久性と修理対応のリアルな評判
  • 掃除機やインパクトドライバーにおける性能と価格の比較
  • 初めての一台にふさわしい両社のおすすめモデル10選

マキタとハイコーキを徹底比較!あなたに合うのはどっち?

  1. マキタの強みと人気の理由:圧倒的シェアとラインナップ
  2. ハイコーキの強みと独自技術:マルチボルトの革命
  3. 耐久性と壊れにくさの評判:現場の声を聞く
  4. 掃除機の比較:吸引力のハイコーキか軽快さのマキタか
  5. 価格とコスパの比較:バッテリー互換性を含めた総コスト

1. マキタの強みと人気の理由:圧倒的シェアとラインナップ

マキタを選ぶ最大のメリットは、その圧倒的な製品ラインナップの多さと、バッテリーの使い回しの利便性にあります。一度バッテリーと充電器を手に入れてしまえば、インパクトドライバーなどの工具だけでなく、掃除機、扇風機、ラジオ、さらにはコーヒーメーカーや保冷温庫といったアウトドア・防災用品まで、数百種類もの製品を同じバッテリーで動かすことができます。この「マキタ経済圏」とも呼べるエコシステムの広さは、他社を圧倒しています。

また、国内シェアNo.1であるため、ホームセンターや金物屋など、どこでも製品や消耗品が手に入りやすいという安心感も大きな魅力です。プロの現場で「マキタを使っていれば困ることはない」と言われる所以は、この入手性の良さと、長年培われてきた信頼性にあります。修理が必要になった際も、全国に営業所が張り巡らされているため、対応が迅速であるケースが多いのも、業務で使用するユーザーにとっては代えがたい価値となっています。

2. ハイコーキの強みと独自技術:マルチボルトの革命

対するハイコーキ(旧日立工機)の強みは、高い技術力に裏打ちされた「性能」と「革新性」です。特に業界を驚かせたのが「マルチボルトバッテリー」の技術です。これは、36Vの高出力バッテリーを、従来の18V対応製品にもそのまま装着して使用できるという画期的なシステムです(一部例外あり)。これにより、パワーが必要な丸ノコなどは36Vで、軽作業用のインパクトは18V本体で、といった柔軟な使い方が、たった一つのバッテリーで可能になります。

また、モーター技術の高さにも定評があり、プロの職人からは「ハイコーキの方がパワーがある」「トルク感が粘り強い」といった評価を受けることが多々あります。独自の「トリプルハンマ」機構を採用したインパクトドライバーなど、フィーリングや精度にこだわる玄人ユーザーの心を掴む製品開発が得意です。マキタほど製品数は多くありませんが、電動工具としての純粋な性能を追求するなら、ハイコーキは非常に魅力的な選択肢となります。

3. 耐久性と壊れにくさの評判:現場の声を聞く

「壊れにくい電動工具メーカーは?」という問いに対しては、マキタもハイコーキも、プロ用モデルに関しては甲乙つけがたい高い耐久性を持っています。どちらも過酷な建設現場での使用を想定して設計されており、防塵・防滴性能(マキタのAPT、ハイコーキのIP56など)もしっかり備わっています。DIYレベルの使用頻度であれば、どちらを選んでも「すぐに壊れる」といった心配はほぼ無用でしょう。

しかし、あえて違いを挙げるなら、マキタはスイッチやモーターなどの部品供給が安定しており、長く使い続けるためのメンテナンス環境が整っている点が評価されています。一方ハイコーキは、製品自体の頑丈さ、特にモーターの焼き付きにくさなどで評価される傾向があります。ただし、どちらのメーカーも、ホームセンター専用の安価なDIYモデル(型番が違うもの)とプロ用モデルでは耐久性に大きな差があるため、ハードに使う予定があるなら、最初からプロ用モデルを選ぶことが「壊れにくい」道具を手に入れる秘訣です。

4. 掃除機の比較:吸引力のハイコーキか軽快さのマキタか

一般家庭でも導入が進むコードレス掃除機において、「ハイコーキとマキタ どっちがいい 掃除機」という比較は非常にホットな話題です。マキタの掃除機は、新幹線の清掃でも採用されるほどの軽さと取り回しの良さが特徴です。カプセル式や紙パック式など種類が豊富で、価格も手頃なモデルが多く、サブ機として導入するのに最適です。バッテリーが工具と共用できるため、すでにマキタ工具を持っている人にとってはベストバイとなります。

一方、ハイコーキの掃除機は、近年その吸引力の強さで評価を急上昇させています。特にR36DBなどのマルチボルト対応モデルは、キャニスター型にも匹敵するパワフルな吸い込み仕事率を誇り、メインの掃除機としても十分通用する性能を持っています。また、独自のごみ捨て機構(除じん機構)を採用するなど、使い勝手にも工夫が見られます。「とにかく吸う力が欲しい」ならハイコーキ、「手軽にサッと使いたい」ならマキタ、という選び方が一つの基準になるでしょう。

5. 価格とコスパの比較:バッテリー互換性を含めた総コスト

導入コスト、つまり価格面での比較を見てみましょう。本体のみの価格で見ると、競合する同等クラスの製品であれば、大きな価格差はないことが多いです。しかし、バッテリーと充電器を含めたセット価格の実勢価格(Amazonや楽天などの市場価格)を見ると、ハイコーキの方が若干安く販売されているケースが散見されます。特にインパクトドライバーのフルセットなどは、ハイコーキが攻めた価格設定をしていることがあり、初期投資を抑えたい人には魅力的です。

ただし、長期的なコストパフォーマンスを考えると、マキタの「製品ラインナップの多さ」が効いてきます。将来的に草刈り機や空気入れ、ライトなど、様々なツールを買い足していく予定があるなら、マキタのバッテリーシステムで統一した方が、結果的にバッテリーを無駄に購入せずに済み、総コストを抑えられる可能性があります。単発の工具安さならハイコーキ、システム全体の拡張性ならマキタ、という視点で予算を検討するのが賢い方法です。

マキタとハイコーキのおすすめ電動工具・掃除機10選

ここからは、これから電動工具や掃除機を購入する方に向けて、マキタとハイコーキそれぞれの名機と呼ばれるおすすめ商品を厳選してご紹介します。

  1. マキタ 充電式インパクトドライバ TD173DRGX
  2. HiKOKI コードレスインパクトドライバ WH36DC(2XPSZ)
  3. マキタ 充電式クリーナ CL108FDSHW
  4. HiKOKI コードレスクリーナ R18DB(S)(XP)
  5. マキタ 充電式ブロワ UB185DZ
  6. HiKOKI 14.4V コードレスインパクトドライバ FWH14DGL(2LEGK)
  7. マキタ 充電式ドライバドリル MTD001DSX
  8. HiKOKI 36V コードレス丸のこ C3606DA (SK)(2XPS)
  9. マキタ 充電式空気入れ MP180DZ
  10. HiKOKI 18V コードレスエアダスタ RA18DA(NN)

1. マキタ 充電式インパクトドライバ TD173DRGX

プロの職人が選ぶインパクトドライバーの王道中の王道、それがマキタのTD173シリーズです。最大の特徴は、ヘッド部を全周するリングライトの採用。これにより、ビットの影ができにくく、暗い手元でも視認性が抜群に向上しました。従来のLEDライトとは一線を画す使いやすさです。また、バッテリーを後方に配置した最適な重心バランスにより、長時間作業していても手首への負担が驚くほど軽減されています。

操作パネルも手元(後方)に配置され、作業しながらのモード切り替えがスムーズに行えます。「楽らく4モード」などのアシスト機能も充実しており、ネジ倒れやカムアウト(ビット外れ)を防ぎます。トルクパワー、操作性、耐久性、すべてにおいて完成された、マキタ技術の結晶とも言えるフラッグシップモデルです。これを買っておけば間違いありません。

2. HiKOKI コードレスインパクトドライバ WH36DC(2XPSZ)

マキタのTD173と双璧をなす、ハイコーキの最強インパクトがこのWH36DCです。このモデルの真骨頂は「ブレない」こと。ビット振れを極限まで低減した構造により、ビスの食いつきが良く、繊細な作業でも狙ったところを外しません。36Vマルチボルトバッテリーによる圧倒的なパワーとスタミナは、長いビス締め作業でもストレスフリーな速度を実現します。

また、ハイコーキ独自の「トリプルハンマ」機構を採用しており、通常2つの爪で打撃するところを3つの爪で行うことで、振動を抑えつつ効率的にパワーを伝達します。スマホアプリと連携して、トリガーの反応速度などを自分好みにカスタマイズできる機能も搭載。自分だけの最高の一台に育て上げることができる、ガジェット好きにはたまらない仕様となっています。

3. マキタ 充電式クリーナ CL108FDSHW

「マキタの掃除機」として最も広く愛用されているベストセラーモデルの一つです。10.8Vという軽量バッテリーを採用し、本体重量は約1.0kgと非常に軽量。女性や高齢の方でも片手で楽々操作でき、階段や高いところの掃除も苦になりません。カプセル式を採用しているため、紙パックのランニングコストがかからず、ゴミ捨てはカプセルをひねって外すだけと非常にシンプルです。

ボタン一つで連続運転が可能なワンタッチスイッチ仕様で、トリガーを引き続ける必要がないのも嬉しいポイント。吸引力もフローリングのホコリや髪の毛を吸うには十分なパワーを持っています。サブ機として、あるいは一人暮らしのメイン機として、掃除のハードルをぐっと下げてくれる、生活を変える一台です。

4. HiKOKI コードレスクリーナ R18DB(S)(XP)

ハイコーキが本気で作った18Vコードレス掃除機、それがR18DBです。このモデルは、同クラスのコードレスクリーナーの中でもトップクラスの吸引力を誇り、マキタの同等モデルと比較しても「吸う力」においては一歩リードしているという評価も多い製品です。新設計のハイクリーンフィルタにより、微細なゴミの捕集性能も向上しています。

特筆すべきは、ダストケースに内蔵された「除じんブレード」です。手を汚さずにプレフィルタ表面のゴミをかき落とすことができ、吸引力の低下を防ぐとともにゴミ捨てもスムーズに行えます。動作音も比較的静かで、家庭内での使用にも配慮されています。パワフルかつ使い勝手の良い掃除機を探しているなら、ハイコーキのこのモデルは非常に満足度の高い選択肢となります。

5. マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

DIY作業後の木屑の掃除から、洗車後の水滴飛ばし、さらにはテントの乾燥や火起こしまで、一台あるだけで驚くほど用途が広がるのがマキタの充電式ブロワです。このUB185DZは、コンパクトなボディからは想像できないほどの強力な風を生み出します。18Vバッテリーを使用するためパワーは申し分なく、最大風量は3.2m3/minに達します。

風量はトリガーの引き具合で無段階に調整できるほか、ダイヤルで最大風量を3段階に固定することも可能。さらに、ノズルを付け替えれば集じん機(掃除機)としても使える1台2役の便利ツールです。マキタの18Vバッテリーを持っているなら、本体のみを安価に買い足すだけで、生活の質が向上すること間違いなしの隠れた名品です。

6. HiKOKI 14.4V コードレスインパクトドライバ FWH14DGL(2LEGK)

これからDIYを始めたいけれど、プロ用の高価なモデルまでは必要ない。そんな方に最適なのが、ハイコーキのDIY用ラインナップであるFWH14DGLです。プロ用(緑色や黒色などのボディ)とは異なり、青色のボディが目印ですが、その性能は本格的なDIY作業に十分耐えうるものです。14.4Vのバッテリーを2個標準装備していながら、非常にリーズナブルな価格設定が魅力です。

最大トルク140N・mは、ウッドデッキの作成や大型家具の組み立てなど、日曜大工レベルなら全く不足を感じさせません。軽量でグリップも握りやすく、初心者でも扱いやすい設計になっています。ホームセンターモデルでありながら、ハイコーキブランドの信頼性をしっかりと受け継いだ、コストパフォーマンス最強のエントリーモデルです。

7. マキタ 充電式ドライバドリル MTD001DSX

インパクトドライバーの打撃音が苦手な方や、繊細な穴あけ作業、家具の組み立てをメインに行いたい方には、インパクトではなく「ドライバドリル」がおすすめです。マキタのMTD001DSXは、DIY向けモデルながら、しっかりとした作りと基本性能を備えた一台です。クラッチ機能(トルク調整機能)が付いているため、ネジを締めすぎて素材を割ってしまう失敗を防げます。

14.4Vのバッテリーが2個付属しており、作業途中のバッテリー切れの心配もありません。無段変速スイッチで回転速度のコントロールも容易。インパクトドライバーのような派手さはありませんが、静かに、確実に、丁寧に作業を進めたいDIY初心者にとって、これほど頼りになる相棒はいません。

8. HiKOKI 36V コードレス丸のこ C3606DA (SK)(2XPS)

木材を直線で素早くカットするために必須の丸ノコ。ハイコーキのC3606DAは、36Vマルチボルトバッテリーの恩恵を最大限に受けた、怪物級のパワーを持つコードレス丸ノコです。AC100V(コンセント式)並みの切断スピードを実現しており、厚みのある木材でも止まることなくスパスパと切断できます。

「サイレントモード」を搭載しており、リフォーム現場や住宅街での作業でも騒音を抑えることが可能。キックバック軽減システムなどの安全機能も充実しています。マキタも優秀な丸ノコを出していますが、こと「切断パワー」と「粘り強さ」に関しては、ハイコーキに軍配を上げる職人も多いです。本格的な木工DIYを目指すなら、憧れのツールとなるでしょう。

9. マキタ 充電式空気入れ MP180DZ

マキタのバッテリーを持っているとこんなに便利なのか、と実感できるのがこの充電式空気入れです。自転車、バイク、自動車のタイヤから、ボールや浮き輪まで、トリガーを引くだけで自動で空気を注入できます。設定した空気圧で自動停止する機能がついているため、入れすぎる心配もありません。

ガソリンスタンドに行かなくても、自宅で手軽にタイヤの空気圧管理ができるようになり、燃費向上や安全性確保に役立ちます。コンパクトなので車に積んでおくのもおすすめ。手動のポンプで汗だくになっていた作業が、指一本で終わる快感は一度味わうと戻れません。マキタユーザーなら必携の便利アイテムです。

10. HiKOKI 18V コードレスエアダスタ RA18DA(NN)

近年、職人の間で爆発的な人気を誇っているのが「コードレスエアダスタ」です。ハイコーキのRA18DAは、コンプレッサーなしで強力な圧縮空気を噴射できるツールで、現場の清掃や工具のホコリ飛ばし、サッシの溝掃除、洗車後の水滴飛ばしなどに大活躍します。

マキタのエアダスタも人気ですが、ハイコーキのモデルは風速と風量のバランスが良く、アタッチメントの種類も豊富で使い勝手が非常に良いと評判です。トリガーを引いた瞬間のレスポンスも良く、ストレスなくゴミを吹き飛ばせます。パソコン内部の清掃など、精密機器のメンテナンスにも使えるため、ガジェット好きの方にもおすすめできる一本です。

まとめ:あなたにとっての「最強」を選ぼう

マキタとハイコーキ、どちらが良いかという問いに絶対的な正解はありません。しかし、あなたの重視するポイントによって「正解」は導き出せます。もし、将来的に園芸用品や掃除機、防災グッズまで含めた幅広い製品を同じバッテリーで使い回したいなら、圧倒的なラインナップを誇る「マキタ」が最良のパートナーとなるでしょう。一方で、インパクトドライバーや丸ノコといった電動工具としての純粋なパワーや性能、独自技術にロマンを感じるなら、「ハイコーキ」は期待以上の仕事をしてくれるはずです。

どちらのメーカーを選んだとしても、それは日本のものづくりを支える最高峰の技術を手に入れることを意味します。まずは、あなたが一番使いたい道具、例えばインパクトドライバーや掃除機を一つ選んでみてください。その最初の一台が、あなたのDIYライフや日々の作業を劇的に快適にする、頼もしい相棒となるはずです。さあ、あなたのスタイルに合った色の工具を手に取り、新しい創造の時間を始めましょう。