キオクシアSDカードの評判は？Switchでの評価や安さの理由

デジカメやNintendo Switch用にSDカードを探していると、必ず目にする「キオクシア」。キオクシア sdカード 評判は良いみたいだけど、サンディスクやサムスンに比べて妙に安い。どこの国のメーカーなの？と不安になりますよね。

キオクシア sdカード 評判は本当に信頼できるのか、なぜ赤字なんて話も聞くのか。Switchで使えないという噂の真相は？この記事では、そんなキオクシアの「すごい」技術力から、SDカードの色の違い、偽物を避けてどこで買うべきかまで、あなたの疑問を徹底的に解説します。

キオクシアSDカードの評判と疑問を徹底解説

1. キオクシアのSDカードはどこの国製？ 何がすごいのか？

「キオクシア（KIOXIA）」という名前に馴染みがなくても、「東芝（TOSHIBA）のメモリ」と聞けばピンとくる方も多いでしょう。キオクシアは、何を隠そう、東芝のメモリ事業が独立して誕生した、れっきとした日本の企業です。

では、キオクシアの何がすごいのか？ それは、現在SDカードやSSDの根幹技術である「NAND型フラッシュメモリ」を、1987年に世界で初めて発明した企業（当時の東芝）である、という事実です。つまり、キオクシアはメモリ業界の「発明者」であり、その技術力は世界トップクラスです。

製造も、三重県の四日市工場など、国内の巨大拠点が中心です。「どこの国製か」という問いの答えは、企画・開発・製造の多くを日本で行う、信頼性抜群の「ジャパンブランド」ということになります。

2. キオクシアのSDカードはなぜ安い？ 赤字の理由との関係は？

キオクシアのSDカードが安い理由は、NANDフラッシュメモリを自社で開発・大量生産している「メモリメーカー」だからです。他社からメモリチップを仕入れて組み立てるメーカーとは、コスト競争力が根本的に違います。安いからといって品質が低いわけではなく、むしろ「発明者」が作る高品質なメモリを、適正価格で手に入れられるのがキオクシアの強みです。

では、「キオクシアはなぜ赤字なのですか？」というニュースは何なのか。これは、メモリ市場全体の「市況」が原因です。メモリの価格は需要と供給で激しく変動します。スマホやPCの需要が世界的に落ち込むと、メモリが余って価格が暴落し、キオクシアのような製造メーカーは一時的に赤字になる、というサイクルです。これは製品の品質とは全く関係のない、半導体業界特有の事情なのです。

3. KIOXIA SDカードはSwitchで使える？ 使えない時の対処法

結論から言えば、キオクシアのSDカード（microSDカード）はNintendo Switch（有機ELモデル、Lite含む）で全く問題なく使えます。むしろ、その信頼性とコストパフォーマンスから、Switch用のSDカードとして非常に高い評価を得ています。

「KIOXIA SDカード Switch 使えない」という声が稀にあるとすれば、それはカードの初期不良か、Switch本体との相性、あるいは偽造品の可能性が考えられます。もし認識しない場合は、まずSDカードをSwitch本体で「フォーマット（初期化）」してみてください。それでもダメなら、PCでexFAT形式にフォーマットし直す、あるいはSwitch本体のシステムを最新にアップデートすることで解決する場合がほとんどです。対応機種を心配する必要はまずありません。

4. キオクシアSDカードの色の違いは？ (EXCERIAシリーズ)

キオクシアのSDカード「EXCERIA（エクセリア）」シリーズは、パッと見て性能がわかるように色分けされています。この色の違いを理解することが、自分に合ったカードを選ぶ最短ルートです。

まず、青色（水色）の「EXCERIA」（無印）。これはスタンダードモデルで、UHS-IのU1規格（最低書込速度10MB/s）に対応します。Switchやスマホ、デジカメの一般的な写真撮影など、幅広い用途に使える高コスパモデルです。

次に、ピンク色（マゼンタ）の「EXCERIA PLUS」（またはG2）。これはUHS-IのU3、V30規格（最低書込速度30MB/s）に対応する高速モデル。一眼レフでの連写や、4K動画の撮影に適しています。

そして、黒色（EXCERIA PRO）は、さらに高速なUHS-II規格に対応するプロフェッショナルモデルです。基本的には「青＝標準」「ピンク＝高速」と覚えておけば間違いありません。

5. キオクシアSDカードの偽物と、SDカードはどこで買うべきか

キオクシアはその高い信頼性から、残念ながら偽物のターゲットになることがあります。偽物のSDカードは、容量や速度を偽装しており、データを正常に保存できなかったり、最悪の場合、大切なデータをすべて失ったりする危険性があります。

では、SDカードはどこで買うべきか？ 偽物を避ける最も確実な方法は、「信頼できる販売店」から購入することです。具体的には、ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店の実店舗、またはそれらの公式オンラインストアです。

もしネット通販を利用する場合、販売元が「Amazon.co.jp」となっているものや、各家電量販店の公式ストアを選ぶようにしましょう。価格が極端に安いマーケットプレイスの出品者（特に海外発送）からは、絶対に購入してはいけません。信頼できる販売元から買うことが、あなたのデータを守る一番の保険です。

用途別！今買うべきキオクシアSDカード5選

1. 【Switch・スマホ】KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ microSDXCカード 128GB UHS-I U1 Class10 (EXCERIA) KMU-A128G

「Nintendo Switchのダウンロードソフトが増えてきた」「スマホの容量不足を安く、でも確実に解消したい」。そんなあなたのための、まさに「最適解」となるのが、この青い「EXCERIA」microSDカードです。128GBという、ゲームソフトを十数本、あるいは高画質の写真や動画を数千枚保存するのに十分な容量を備えています。

このカードの真価は、キオクシア（旧東芝メモリ）という「NANDフラッシュメモリ発明者」の技術を、圧倒的なコストパフォーマンスで手に入れられる点にあります。UHS-I U1規格に対応し、Switchのゲームロード時間を短縮し、スマホでのアプリ起動もスムーズ。安いからといって、データの読み書きでストレスを感じることはありません。

「KIOXIA SDカード Switch 使える？」という不安は一切不要です。大切なゲームのセーブデータや、思い出の写真を預けるにふさわしい「日本品質」の信頼性を、この一枚で体験してください。

2. 【ドラレコ・高耐久】KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ microSDXCカード 64GB UHS-I U3 V30 Class10 (EXCERIA HIGH ENDURANCE) KEMU-A064G

ドライブレコーダーや監視カメラは、SDカードにとって最も過酷な環境です。真夏の車内の高温、そして「常に上書き録画し続ける」という絶え間ない書き込み。通常のSDカードでは、わずか数ヶ月で寿命を迎え、肝心な事故の瞬間が録画されていなかった、という最悪の事態になりかねません。

そんな恐怖からあなたを解放するのが、この「EXCERIA HIGH ENDURANCE」高耐久モデルです。キオクシアが誇る高性能な「BiCS FLASH」技術を用い、通常のカードとは比較にならない長時間の「連続書き込み」耐久性を実現しています。

64GBモデルなら、フルHDで約5,000時間の繰り返し録画が可能。これは、1日8時間運転する人でも、1年半以上もつ計算です。万が一の瞬間を確実に記録するという「お守り」として、これほど信頼できる投資はありません。

3. 【4K動画・一眼】KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ SDXCカード 128GB UHS-I U3 V30 (EXCERIA PLUS) KSDH-A128G

「ミラーレス一眼で、決定的瞬間を連写で捉えたい」「4K動画をコマ落ちせずに滑らかに撮影したい」。そんなシビアな要求に応えるのが、このピンク色の「EXCERIA PLUS」SDカードです。スタンダードな青いEXCERIAとは一線を画す、UHS-I U3 V30規格に対応した高速モデルです。

V30は「最低でも30MB/sの書き込み速度を保証する」という規格。これにより、高解像度のRAWデータ連写や、データ量が膨大になる4K動画の撮影でも、カメラのバッファ詰まり（書き込み待ち）を最小限に抑え、あなたの集中力を途切れさせません。

読み出し速度も最大100MB/sと高速なため、撮影後にPCへデータ転送する時間も大幅に短縮できます。「あの瞬間が撮れていなかった」という後悔をしないために、あなたの高性能なカメラには、それに見合う「信頼」と「速度」を備えたこの一枚が必要です。

4. 【PC・デジカメ】KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ SDXCカード 256GB UHS-I U1 Class10 (EXCERIA) KSDU-A256G

「一眼レフやデジカメで、容量を気にせず思い切り撮影したい」「PCのデータバックアップ用に、安くて信頼できる大容量SDカードが欲しい」。そんなあなたには、スタンダードモデル（青色）の「EXCERIA」大容量256GBモデルが最適です。

U1規格は、フルHD動画の撮影や、JPEG形式での写真撮影には十分すぎる性能を持っています。このカードの魅力は、何といっても「容量単価の安さ」と「キオクシア品質」の両立。256GBもあれば、数日間の旅行でも、撮りためたデータをPCに移す手間なく撮影に集中できます。

また、ノートPCのSDカードスロットに挿しっぱなしにして、簡易的なバックアップドライブとして使うにも最適です。高価な高速カードは不要でも、データが消えるリスクは絶対に避けたい。そんな堅実なあなたのニーズに、この「大容量ジャパン品質」が応えます。

5. 【高速連写・ゲーム】KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ microSDXCカード 256GB UHS-I U3 V30 (EXCERIA G2) KMU-B256G

「Switchのロード時間をコンマ1秒でも短縮したい」「高性能なアクションカメラで、4K 60fpsの高画質映像を確実に残したい」。そんな、速度と容量の両方を妥協したくないあなたのための答えが、この「EXCERIA G2」（EXCERIA PLUS相当）microSDカードです。

ピンク色のEXCERIA PLUS SDカードと同等のU3 V30規格に対応し、最低30MB/sの高速書き込みを実現。これにより、Switchでのダウンロードやロード時間を短縮するだけでなく、GoProなどのアクションカメラでの激しい動きを伴う4K動画撮影でも、コマ落ちのない安定した記録が可能です。

256GBの大容量は、たくさんのゲームや長時間の録画データを余裕で飲み込みます。「スタンダード（青）では少し物足りない」。そう感じ始めたあなたのデバイスの性能を、この一枚が最大限に引き出してくれるはずです。

まとめ：キオクシアSDカードの評判は「高品質・高コスパ」

キオクシアのSDカードの評判を調べていた方も、その正体と実力が理解できたのではないでしょうか。キオクシアは旧東芝メモリであり、NANDフラッシュメモリの発明者という「すごい」実績を持つ日本の企業であること。

安い理由は自社製造によるコスト競争力であり、赤字は市況の波によるもの。Switchでも全く問題なく使えること。色の違いは性能ランク（青＝標準、ピンク＝高速）であること。これらを理解すれば、もう迷う必要はありません。

あなたのデジカメやSwitch、PCに、世界トップクラスの「ジャパン品質」の信頼性を、最高のコストパフォーマンスで加える時です。大切なデータを守るパートナーとして、キオクシアは最も賢明な選択の一つになるでしょう。