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エルゴトロンのアーム調整できない?モニターが下がる原因と解決策

念願のエルゴトロン製モニターアームを設置したのに、「モニターが勝手に下がってくる」「思った位置で固定できない」といったトラブルに直面していませんか?せっかくの高品質なアームも、正しい調整方法を知らなければ、ただの重たい金属の塊になってしまいます。特に初めてアームを導入する方にとって、エルゴ トロン アーム 調整 できないという悩みは意外と多くの人がぶつかる壁であり、決して不良品を掴まされたわけではないケースがほとんどです。

実は、エルゴトロンのアームには、モニターの重量に合わせて内部のバネの強さを調節する機構が備わっています。この調整ネジを適切に回すことで初めて、指一本でスムーズに動かせるあの快適な操作感が手に入るのです。「説明書を見てもよく分からない」「どのネジを回せばいいの?」という疑問を抱えているあなたのために、この記事では写真や図解がなくとも理解できる具体的な調整手順と、それでも直らない場合のチェックポイントを徹底解説します。正しい知識でアームを飼いならし、理想のデスク環境を完成させましょう。

  • モニターが重さに負けて下がってくる現象のメカニズムと解決法
  • 付属の六角レンチを使った正しい調整場所と回す方向のルール
  • チルト(角度調整)が固すぎて動かない時の対処テクニック
  • エルゴトロンLXやHXなど、モデル別の調整ポイントと注意点
目次
  1. エルゴトロンアーム調整できない時の対処法!下がる・動かないを解決
  2. エルゴトロンなら失敗しない!最強のモニターアーム&アクセサリ10選
  3. まとめ:調整さえできればエルゴトロンは最高の相棒になる

エルゴトロンアーム調整できない時の対処法!下がる・動かないを解決

  1. モニターアームでモニターが下がってしまうのはなぜですか?重量バランスの秘密
  2. エルゴトロンモニターアームLXの調整方法は?六角レンチ一本で劇的改善
  3. エルゴトロンアーム調整六角レンチはどこに使う?隠れたネジ穴の場所
  4. エルゴトロンチルト固い時はどうする?壊す前に試すべきボルト調整
  5. エルゴトロン上下動かない原因は?アームの関節構造を理解する

1. モニターアームでモニターが下がってしまうのはなぜですか?重量バランスの秘密

症状 原因 対処法(調整ネジの回す方向)
モニターが下がる アームの反発力がモニターの重量より弱い 反時計回り(+方向)に回して張力を強める
モニターが上がる アームの反発力がモニターの重量より強い 時計回り(-方向)に回して張力を弱める
お辞儀する(チルト) 角度調整の摩擦力が弱い 時計回りに回して締め付ける
回転しない 可動域制限のネジが締まっている ネジを緩めるか取り外す

モニターアームを設置した直後、手を離すとモニターがゆっくりと、あるいはお辞儀をするようにガクッと下がってしまうことがあります。これは故障ではなく、アーム内部に組み込まれたスプリング(バネ)の力が、モニターの重さを支えきれていない「重量バランスの不一致」が原因です。エルゴトロンのアームは出荷時、ある程度の標準的な強さに設定されていますが、取り付けるモニターの重さは千差万別であるため、必ず現地での微調整が必要になります。

このバランス調整を行わない限り、アームは正常に機能しません。逆に、モニターが軽すぎて勝手に跳ね上がってしまう場合も同様の理屈です。この現象を解消するためには、アームの関節部分にある「調整ネジ」を回して、バネの強さをモニターの重さと釣り合わせる必要があります。この「釣り合い」が取れた時、アームは魔法のようにどの位置でもピタリと止まるようになります。

2. エルゴトロンモニターアームLXの調整方法は?六角レンチ一本で劇的改善

エルゴトロンLXなどの主要モデルには、調整用の長い六角レンチが付属しています。モニターが下がってくる場合、アームの「第二関節(上部アームと下部アームの接続部付近)」にある調整ネジを探してください。LXの場合、アームを少し持ち上げた状態で見える、関節の上部または奥まった場所にネジ頭があります。

ここで重要なのが「回す方向」です。モニターが下がる(重さに負けている)場合は、レンチを「反時計回り(左回り)」に回します。これはネジを緩めているのではなく、内部のバネを圧縮して反発力を「強め(プラス方向へ)」ている操作になります。逆に、モニターが勝手に上がる場合は「時計回り(右回り)」に回してバネを緩めます。一度にグルグル回すのではなく、数回転させては手を離して様子を見る、という動作を繰り返して、最適なポイントを探りましょう。

3. エルゴトロンアーム調整六角レンチはどこに使う?隠れたネジ穴の場所

「調整ネジが見当たらない」という声もよく聞かれますが、エルゴトロンのアームはデザイン性を損なわないよう、ネジ穴が目立たない場所に配置されています。最も重要な「リフト(昇降)強度の調整ネジ」は、アームの「くの字」に曲がる関節部分の、上側アームの付け根(エンドキャップの奥など)にあります。モデルによってはカバーを外す必要がある場合もあります。

また、モニターの角度(お辞儀)を調整する「チルト調整ネジ」は、モニターを取り付けるプレート(VESAマウント部)のすぐ近く、または下側にあります。左右の首振りの固さを調整するネジは、各関節の軸部分に存在します。説明書の図解をよく見ると、小さな矢印で場所が示されています。付属のレンチは特殊なサイズ(M4やM3など)であることが多いので、なくさないようにアームのケーブル収納部などに保管しておくことをおすすめします。

4. エルゴトロンチルト固い時はどうする?壊す前に試すべきボルト調整

新品のエルゴトロンアームでよくあるのが、「モニターの角度を変えようとしたら固すぎて動かない」というトラブルです。特に上下の角度調整(チルト)は、重いモニターを支えるために初期状態ではかなり固く締め付けられていることがあります。無理やり力を入れてモニターを動かそうとすると、液晶画面を破損する恐れがあるため大変危険です。

この場合も、まずは調整です。モニター取り付け部の裏側や下側にあるボルトやネジを、六角レンチで少しだけ緩めてみてください。緩めすぎるとモニターがお辞儀をしてしまうので、「少し緩めては動かしてみる」を繰り返し、スムーズかつ止まりたい場所で止まる絶妙な固さを見つけます。また、アームを設置する前に、床の上で仮組みをして可動域を確認し、ある程度動くようにしてからデスクに取り付けると作業が楽になります。

5. エルゴトロン上下動かない原因は?アームの関節構造を理解する

「アームが上下に全く動かない」という場合、考えられる原因は二つあります。一つは前述の通り、リフト調整のバネが強すぎるか弱すぎること。もう一つは、アームの組み立て時に「関節の向き」や「部品の嵌め込み」が不十分である可能性です。特にポール(支柱)に取り付けるタイプの製品では、アームを差し込む深さが足りなかったり、固定リングの位置が悪かったりすると動きが制限されます。

また、意外な落とし穴として「アームを折りたたんだ状態」ではロックがかかったように動かないことがあります。一度アームを前方に伸ばし、可動範囲を広げた状態で上下させてみてください。それでも動かない場合は、初期不良の可能性もゼロではありませんが、多くの場合は「思い切って力を入れて動かしてみる(ただし調整ネジを確認した後で)」ことで、固まっていたグリスが馴染んで動き出すこともあります。構造を理解し、正しい手順でアプローチすれば、必ず快適に動くようになります。

エルゴトロンなら失敗しない!最強のモニターアーム&アクセサリ10選

  1. [ERGOTRON] エルゴトロン LX モニターアーム デスクマウント(シングル)
  2. [ERGOTRON] エルゴトロン LX デスクマウント デュアルモニターアーム
  3. [ERGOTRON] エルゴトロン HX モニターアーム(HDピボット付き)
  4. [ERGOTRON] エルゴトロン HX モニターアーム デスクマウント
  5. [ERGOTRON] エルゴトロン MXV モニターアーム デスクマウント
  6. [ERGOTRON] エルゴトロン TRACE(トレース)モニターマウント
  7. [ERGOTRON] エルゴトロン LX モニターアーム ウォールマウント
  8. [ERGOTRON] エルゴトロン クイックリリース ブラケット
  9. [ERGOTRON] エルゴトロン LX用 グロメットマウントキット
  10. [ERGOTRON] エルゴトロン ノートブックトレー
No. 製品名 参考価格 特徴・メリット こんな方におすすめ!
1 ERGOTRON

LX シングル

39,390円 世界中で愛されるド定番。耐久性とスムーズな動きは別格。 迷ったらこれ。一生モノのアームが欲しい方
2 ERGOTRON

LX デュアル

38,890円 2画面を自由に配置。作業効率を劇的に向上させる。 デュアルディスプレイ環境を構築したい方
3 ERGOTRON

HX HDピボット付

56,670円 超大型モニター対応。Samsung Odyssey G9なども支える怪物。 49インチ等のウルトラワイドを使う方
4 ERGOTRON

HX デスクマウント

85,460円 重量級モニターも軽々操作。HXシリーズのスタンダード。 42インチ以上の大型モニター所有者
5 ERGOTRON

MXV シングル

21,620円 V字型デザインが美しい。スリムでデスク周りがすっきり。 機能だけでなく見た目にもこだわりたい方
6 ERGOTRON

TRACE

75,360円 直感的な動きを追求した次世代マウント。配線隠しも完璧。 常に画面を動かすクリエイティブな作業に
7 ERGOTRON

LX ウォールマウント

21,420円 壁に直接取り付けるタイプ。デスク上のスペースをゼロに。 デスクを広く使いたい、壁付けしたい方
8 ERGOTRON

クイックリリース

3,800円 ワンタッチでモニターを着脱可能にする神パーツ。 頻繁にモニターを移動・交換する方
9 ERGOTRON

LX用 グロメット

3,404円 机の穴を利用して固定するキット。より強固に設置可能。 クランプ式が使えないデスク形状の方
10 ERGOTRON

ノートブックトレー

5,660円 ノートPCをアームに取り付けて浮かすための専用トレー。 ノートPCとモニターでデュアル環境にする方

※価格は記事執筆時点のAmazon販売価格です。

1. 【不動のベストセラー】エルゴトロン LX モニターアーム デスクマウント

モニターアーム界の王様と言っても過言ではない、圧倒的な実績と信頼を誇るモデルです。特許取得済みの「コンスタント・フォース技術」により、ガススプリング式とは一線を画す、指先一つでスルスルと動く滑らかさを実現しています。耐久性テストでは競合製品の10倍の寿命が証明されており、一度買えば10年は使えると言われるほどの頑丈さです。

34インチ、11.3kgまでのモニターに対応しており、一般的なPCモニターであればほぼ全てカバーします。可動域も広く、画面を縦にしたり、手前に引き出したり、使わない時は奥に押し込んだりと自由自在。デスクワークの肩こり軽減や、作業スペースの確保に劇的な効果をもたらします。アーム選びで失敗したくないなら、まずはこのLXを選んでおけば間違いありません。

2. 【作業効率を倍増】エルゴトロン LX デスクマウント デュアルモニターアーム

LXシリーズの高品質なアームを2本搭載し、一つの台座から2つのモニターを支えるデュアルディスプレイ用モデルです。トレーダーやプログラマー、クリエイターなど、複数の画面を同時に見ながら作業するユーザーにとって、これ以上のパートナーはいません。2つの画面をきれいに並べることも、別々の角度に向けることも思いのままです。

ポールが高めに設計されているため、モニターを縦に並べる(スタック配置)ことも可能。デスクの上が脚だらけになるのを防ぎ、広大な作業スペースを生み出します。片方のアームにノートPCトレーを取り付ければ、モニター+ノートPCという現代的なスタイルもスタイリッシュに構築できます。

3. 【巨人を支える腕】エルゴトロン HX モニターアーム(HDピボット付き)

49インチのウルトラワイドモニター「Samsung Odyssey G9」などの、超重量級・超湾曲モニターを支えるために設計された特別なアームです。通常のHXアームに、さらに強力な「HDピボット」を標準装備しており、重心が偏りやすい湾曲モニターでもお辞儀することなく、ガッチリと固定します。

19kgまでの重量に耐えるその剛性は、もはや産業機器レベル。巨大な画面が空中に浮いているような没入感は、一度体験すると戻れません。高価なモニターを安価なアームで支えるリスクを冒すより、この専用アームで確実な安全性と快適性を手に入れるべきです。ハイエンドゲーマーの必需品と言えるでしょう。

4. 【大型モニターの相棒】エルゴトロン HX モニターアーム デスクマウント

42インチクラスの大型モニターや、業務用ディスプレイをデスクに設置したいなら、LXではなくHXの出番です。LXよりも太く頑丈なアーム設計で、最大19.1kgまでのモニターを軽々と動かすことができます。大型モニターはスタンドが巨大でデスクを圧迫しがちですが、このアームを使えばその問題を一気に解決できます。

動きのスムーズさはLX譲りで、大型画面を必要な時だけ目の前に引き寄せ、映画やゲームを大迫力で楽しむことができます。ホワイトとシルバーのカラー展開があり、インテリアに合わせて選べるのも魅力。リビングのテレビ代わりとしてPCモニターを使う際にも重宝する、頼れる力持ちです。

5. 【美しきV字デザイン】エルゴトロン MXV モニターアーム

機能性だけでなく、デスク周りのデザインにもこだわりたい方に向けた、スタイリッシュなモデルです。アーム部分がV字型にデザインされており、LXよりもスリムで軽量、そして折りたたんだ時に非常にコンパクトに収まります。ケーブル収納機能も洗練されており、配線を隠してデスクを美しく保ちます。

耐荷重はLXより少し劣りますが、34インチ・9.1kgまで対応しているため、最近の薄型軽量モニターなら十分に対応可能。マットブラックやホワイトの質感も高く、インテリアに馴染みます。機能美を追求した、スマートなワークスペース構築に最適な選択肢です。

6. 【次世代の動き】エルゴトロン TRACE(トレース)モニターマウント

従来のモニターアームとは一線を画す、全く新しい構造を持ったマウントシステムです。モニターが予期せぬ動きをせず、あらかじめ決められたトラック(軌道)に沿ってスムーズに移動するため、常に正しい姿勢で画面を見ることができます。まるで製図版の定規のように、直感的に位置が決まります。

配線はアーム内部に完全に隠れる設計で、デスク上にはモニターだけが浮いているような究極のシンプルさを実現。隣の人との画面共有や、頻繁にポジションを変えるミーティングスペースなどでも威力を発揮します。最新の人間工学に基づいた、未来のデスク環境を先取りするプレミアムな一台です。

7. 【究極の省スペース】エルゴトロン LX ウォールマウント

デスクの天板に取り付ける場所がない、あるいはデスク上を完全にフリーにしたいという場合に最適な、壁面取り付けタイプのアームです。柱や壁に直接ネジ止めすることで、デスクの揺れの影響を受けず、地震の際も転倒のリスクが低いというメリットがあります。

病院や工場、キッチンのような狭い場所でのモニター設置にも活躍。使わない時は壁にピタリと折りたたんでおけるので、空間を最大限に有効活用できます。DIYが必要になりますが、その分得られる開放感と利便性は他に変えがたいものがあります。

8. 【着脱を秒速に】エルゴトロン クイックリリース ブラケット

モニターアームとモニターの間に挟むことで、ワンタッチでの着脱を可能にするオプションパーツです。これがあれば、面倒なネジ回しなしで、カチッと嵌めるだけでモニターを設置でき、レバーを引くだけで取り外せます。

複数の場所でモニターを使い回したり、メンテナンスや掃除の際にサッと外したりと、利便性が飛躍的に向上します。特に大型モニターの設置時は、アームを持ったままネジを締める苦労から解放されるため、セットでの導入を強くおすすめします。地味ながら、一度使うと手放せない便利アイテムです。

9. 【穴あけ固定の決定版】エルゴトロン LX用 グロメットマウントキット

デスクの天板に穴を開けてボルトを通し、挟み込んで固定するための専用キットです。クランプ式(天板の端を挟む方式)が使えないデスクや、デスクの中央など端以外の場所にアームを設置したい場合に必須となります。

クランプ式よりも強固に固定できるため、アームを激しく動かしても土台がズレる心配がありません。オフィスの配線孔(グロメットホール)を利用してスマートに設置することも可能。設置の自由度を高め、よりプロフェッショナルな環境を構築するための重要パーツです。

10. 【ノートPCも浮かす】エルゴトロン ノートブックトレー

モニターアームの先にノートパソコンを載せるための専用トレーです。LXアームなどと組み合わせることで、ノートPCの画面を目線の高さまで上げることができ、猫背になりがちな姿勢を改善します。外付けキーボードとマウスを使えば、デスクトップPCのような快適な操作環境が完成します。

滑り止めパッドや固定クリップが付いており、PCの落下を防止。放熱性も考慮された設計です。モニターとノートPCを並べて使うデュアル環境において、デスクの上のスペースを一切無駄にせず、宙に浮いたコックピットのような空間を作り出せます。

まとめ:調整さえできればエルゴトロンは最高の相棒になる

「エルゴ トロン アーム 調整 できない」という悩みは、製品の欠陥ではなく、単なる設定不足であることがほとんどです。正しい知識とほんの少しの手間で、その悩みは解決し、快適なデジタルライフが待っています。

  • ネジを回す:下がるなら「反時計回り」、上がるなら「時計回り」。これだけで重量バランスは整います。
  • 場所を知る:関節の上部や裏側にある隠れたネジ穴を見つけ、付属のレンチで調整しましょう。
  • モデルを選ぶ:モニターのサイズや重さに合った適切なアームを選ぶことが、成功への第一歩です。

思い通りに動くモニターアームは、まるで自分の体の一部のように馴染み、デスクに向かう時間を楽しいものに変えてくれます。今回ご紹介した調整方法とおすすめ製品を参考に、あなたのデスク環境を劇的にアップグレードさせてください。