アローンSwitchコントローラーの評価は？接続や連射も解説

新しいゲームを始めるとき、コントローラーの操作感は没入感を左右する重要な要素ですよね。アローン製Switch用コントローラーの評価が気になっているあなたは、きっと純正Proコントローラー（プロコン）の価格に少し悩み、かといってJoy-Con（ジョイコン）の操作性や耐久性に満足できず、最適なサードパーティ製を探している最中ではないでしょうか。

そんな時、手頃な価格で多機能な「アローン」のコントローラーが目に留まるはずです。しかし、同時に「アローンってどこのメーカー？」「安かろう悪かろうじゃないの？」「本当に接続は安定する？」「連射機能は？」といった不安もよぎります。この記事では、そんなあなたの疑問を解消すべく、アローン製Switch用コントローラーの評価から接続トラブル、充電、PCでの使用、さらには気になるSwitch2への対応まで、徹底的に解説していきます。

アローンSwitchコントローラーの評価と疑問を徹底解説

1. そもそも「アローン」はどこのメーカー？信頼性は？

「アローン」という名前を聞いて、まず「どこのメーカー？」と疑問に思う方は少なくありません。アローン（ALLONE）は、株式会社アローンという日本の企業が展開するゲーム周辺機器ブランドです。本社は埼玉県にあり、コントローラーだけでなく、SwitchやPS5、レトロゲーム機用のケース、保護フィルム、充電器、ケーブルなど、幅広いアクセサリーを手がけています。

つまり、出所のわからない海外メーカーではなく、日本の企業が企画・販売している製品です。そのため、製品パッケージや説明書も当然日本語で、サポート窓口も国内にあるという安心感があります。評価としては、やはり「低価格で多機能」という点が最も大きく、純正品にはない連射機能やマクロ機能を搭載したモデルを、純正プロコンの半額以下で提供しているコストパフォーマンスが最大の魅力です。品質は価格相応という声もありますが、選択肢の一つとして十分検討に値するブランドと言えます。

2. 純正プロコンとジョイコンどっちが良い？アローンとの比較

「プロコンとジョイコンどっちが良い？」という悩みは、Switchユーザーなら誰もが通る道です。結論から言えば、ゲームへの没入感と操作性を最優先するなら「プロコン」、携帯モードやおすそ分けプレイを重視するなら「ジョイコン」です。プロコンは、その握りやすい形状とストロークの深いボタン、精度の高いスティックで、長時間のプレイでも疲れにくいのが特徴です。

では、アローンのコントローラーはどこに位置するのか。それは「純正プロコンの操作感や機能を、より低価格で実現したい」というニーズに応える存在です。アローンの多くのモデルはプロコンに近い形状を採用しつつ、さらに連射機能などを追加しています。価格は純正プロコンの半分程度からあり、初めての追加コントローラーとして非常に魅力的です。もちろん、HD振動やNFC（amiibo読み取り）機能が省略されているモデルが多いため、純正と全く同じ体験はできませんが、「安価に快適な操作環境」を整える上で、アローンは強力な選択肢となります。

3. アローンのコントローラーが「接続できない」「充電できない」時の対処法

手頃な価格のアローン製コントローラーを手に入れたものの、「無線で接続できない」あるいは「充電できない」といったトラブルに見舞われると焦りますよね。まず「接続できない」場合、一番多い原因は「有線接続」設定の影響です。Switch本体の設定で「Proコントローラーの有線通信」がONになっていると、一部のサードパーティ製無線コントローラーが認識されないことがあります。これをOFFにしてみてください。

また、基本的なことですが、コントローラーのバッテリーが切れていないか、ペアリングモード（通常、特定のボタンを長押し）になっているかを確認しましょう。Switch本体の再起動も有効です。「充電できない」場合は、まず使用しているケーブルやACアダプターがSwitchに対応しているかを確認してください。PCのUSBポートからでは給電が足りないこともあります。Switchのドックに接続するか、純正またはアローン推奨の充電器を使うのが確実です。それでもダメな場合は、初期不良の可能性も視野に入れ、購入店やメーカーサポートに連絡しましょう。

4. アローンの強みは？連射機能やPC接続の評価

アローン製Switchコントローラーの最大の強みであり、多くのユーザーに評価されている点が「純正にはない付加機能」です。その筆頭が「連射機能（ターボ機能）」です。シューティングゲームでの連射や、RPGでのレベル上げ作業など、ボタンを連打する必要がある場面で絶大な効果を発揮します。純正プロコンには搭載されていないこの機能が、ゲームプレイを劇的に快適にしてくれるのです。

さらに、多くのモデルが「PC接続」に対応している点も見逃せません。USBケーブルでPCに接続すれば、SteamなどのPCゲームプラットフォームでも使い慣れたコントローラーで遊ぶことができます。SwitchとPCでコントローラーを使い分けなくて良いのは、非常に経済的かつ効率的です。価格の安さに加え、こうした連射機能やPC対応といった「多機能性」こそが、アローン製コントローラーが選ばれる理由と言えるでしょう。

5. アローンのコントローラーはSwitch2にも対応する？

これは非常に気になるところですよね。まだ公式発表のない次世代機、通称「Switch2」で、今持っているアローンのコントローラーが使えるのか。結論から言うと、「公式発表（任天堂およびアローンの）を待つしかない」のが現状ですが、可能性は五分五分といったところでしょう。

楽観的な見方としては、もしSwitch2が現在のSwitchコントローラー（プロコンやジョイコン）との互換性を持つ場合、アローンのようなサードパーティ製コントローラーも、Switch（現行機）と認識させることで動作する可能性があります。しかし、接続規格や認証システムが全く新しいものになれば、現行のコントローラーは一切使えなくなる可能性もゼロではありません。ただ、アローンはフットワークの軽いメーカーですので、仮に現行品が対応しなくても、Switch2の発売後すぐに、安価で多機能な「Switch2用コントローラー」を発売してくれることは大いに期待できるでしょう。

アローン製品も！おすすめSwitchコントローラー10選

1. 【アローン】アローン Nintendo Switch/Switch(有機ELモデル)用 ワイヤレスコントローラー

「とにかくコストを抑えて、まともな無線コントローラーが欲しい」。そんなあなたの最初の選択肢となるのが、アローンのベーシックなワイヤレスコントローラーです。純正プロコンのデザインを踏襲した握りやすいグリップで、長時間のプレイでも疲れにくいのが特徴。ジャイロセンサーもしっかり搭載しており、『スプラトゥーン』や『ゼルダの伝説』での視点操作も直感的に行えます。

このモデルの魅力は、なんといってもその価格。純正プロコンの半額以下で、無線接続とジャイロ機能という「Switch用コントローラーの必須機能」をしっかり押さえています。もちろん、連射機能も搭載。HD振動やNFC（amiibo）は非対応ですが、それらの機能を使わないゲームがメインであれば、これ以上ないコストパフォーマンスを発揮します。初めてサードパーティ製コントローラーを買う方の「入門機」として、あるいは家族や友人用の「2台目、3台目」として、最適な一台です。

2. 【アローン】アローン Switch/Switch(有機ELモデル)用 無線/有線接続可能 ワイヤレスコントローラー ターボ

「無線は遅延が心配な時がある」「PCでもガッツリ使いたい」。そんなあなたには、無線・有線の両接続に対応したこの「ターボ」モデルが最適です。基本的な形状やジャイロ機能はベーシックモデルを踏襲しつつ、このモデルは「有線接続」にも対応。Switch本体のドックにUSBケーブルで接続すれば、バッテリー切れの心配や、格闘ゲームなどでコンマ数秒の遅延すら許されないシビアなプレイにも応えてくれます。

もちろん、その名の通り「ターボ機能（連射）」も強力。ボタン連打から解放され、ゲームプレイが格段に快適になります。さらに、PC（Windows）にも有線接続で対応するため、Steamなどで購入したPCゲームもこれ一台でOK。SwitchとPC、両方のゲームライフをこの一台でカバーできると考えれば、そのコストパフォーマンスは計り知れません。まさに「一台二役」をこなす、賢いゲーマーのための選択肢です。

3. 【アローン】#Unipo サンリオキャラクターズ ワイヤレスコントローラー (ポチャッコ)

「純正プロコンは機能的だけど、可愛げがない」「デスク周りは大好きなポチャッコで揃えたい！」。そんなあなたの「推し活」と「ゲームライフ」を完璧に両立させるのが、このアローン #Unipo シリーズの「ポチャッコ」モデルです。

ゲーム用としてはもちろん、持っているだけで気分が上がる、鮮やかなグリーンと愛らしいポチャッコのデザインが最大の特徴。ベースは軽量小型設計（15.5×6×10.5cm）で、純正プロコンが大きく感じる女性やお子様の手にも優しくフィット。無理のない姿勢で、長時間のプレイでも疲れにくいのが嬉しいポイントです。

そして、可愛いだけでは終わりません。このコントローラーは「無線接続」と「有線接続」のどちらにも対応。ジャイロセンサーや連射機能といった必須機能もしっかり搭載しています。さらに、パッケージには「Switch2対応」とも明記されており、将来の新しいハードでも使い続けられるという安心感は、他のどのコントローラーにもない大きなアドバンテージです。 「かわいい」も「快適さ」も、そして「将来性」も諦めたくない。そんなあなたのための、まさに「推し」の一台です。

4. 【純正】Nintendo Switch Proコントローラー

「価格は高くても、最高の操作感と完全な互換性を求める」。そうであるならば、結局のところ「純正 Proコントローラー」に勝るものはありません。サードパーティ製がどれだけ頑張っても超えられない壁、それが「HD振動」と「NFC（amiibo読み取り）」機能、そして任天堂製品としての「絶対的な信頼性」です。

握り心地、ボタンの押下感、スティックの精度、ジャイロの反応速度。そのすべてが、Switchでゲームを遊ぶために最適化されています。『ゼルダの伝説』で感じる繊細な振動、『どうぶつの森』でのamiiboを使ったコミュニケーション。これらすべてを100%体験したいなら、選択肢はこれ以外にありません。アローン製品などのサードパーティ製コントローラーは、確かにコストパフォーマンスに優れますが、それらはすべて、この純正プロコンという「基準」があるからこそ評価できるのです。ゲーム体験に一切の妥協をしたくないあなたの、最終的な着地点です。

5. 【HORI】ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch

「サードパーティ製がいいけど、アローンよりもう少し信頼性が欲しい」。そんなあなたには、任天堂の正式ライセンスを取得している「HORI（ホリ）」のワイヤレスホリパッドが強力な選択肢となります。HORIは、古くから任天堂ハードの周辺機器を手がけてきた老舗であり、その品質と信頼性は折り紙付きです。

このコントローラーは、純正プロコンに匹敵する高い操作性を持ちながら、加速度センサー/ジャイロセンサーを搭載。HD振動やNFCは非搭載ですが、その分、価格は純正よりも抑えられています。特筆すべきは、そのバッテリーの持続時間。非常に長持ちすると評価が高く、充電の頻度を減らしたいズボラなあなたにも最適です。アローンと純正プロコンの「ちょうど中間」。品質と価格のバランスを最も高いレベルで求める、賢明なあなたのためのモデルです。

6. 【HORI】グリップコントローラー Fit for Nintendo Switch

「携帯モードでしか遊ばない。でもジョイコンの操作性だけは許せない」。そんな、携帯モード愛好家のあなたのための「最終兵器」が、この「グリップコントローラー Fit」です。これは、従来のジョイコンの代わりにSwitch本体の左右に取り付ける、携帯モード専用のコントローラーです。

その最大のメリットは、まるでプロコンで遊んでいるかのような、圧倒的な「握りやすさ」と「操作性」です。大きなグリップ、しっかりとしたスティックとボタンが、長時間の携帯モードプレイで溜まる手首や指の疲労を劇的に軽減します。背面にはボタンが追加されており、好きな機能を割り当てることも可能。連射機能も搭載しています。TVモードでは使えませんが、「携帯モードでのゲーム体験を最高のものにしたい」と願う、あなたのための専用設計です。

7. 【8BitDo】8BitDo Ultimate Bluetooth Controller with Charging Dock

「デザインも機能も妥協したくない。レトロゲームも好きだ」。そんな、こだわり派のあなたには「8BitDo」のUltimateコントローラーが突き刺さるはずです。8BitDoは、レトロ風デザインと最新技術の融合で世界的に評価の高いブランドです。このモデルは、クラシックな十字キーの操作感を持ちながら、最新の「ホールエフェクトスティック」を採用。これは、従来のスティックの弱点だった「ドリフト現象（触っていないのに勝手に入力される）」を物理的に起こさせない、革新的な技術です。

さらに、充電ドックが標準で付属。コントローラーを置くだけで充電が始まるスマートさに、一度慣れるともう戻れません。背面ボタンやマクロ設定、PCやスマートフォンにも対応する多機能性も魅力。アローンやHORIとは一線を画す、ガジェット好きの心をくすぐる一台です。

8. 【GameSir】GameSir T4 Kaleid

「どうせなら、見た目も派手に光らせたい！」「スティックの精度には命を懸けている」。そんなあなたには、透明なボディとRGBライティングが特徴的な「GameSir T4 Kaleid」がおすすめです。このコントローラーは、まずそのサイバーな外観で所有感を満たしてくれますが、真価はその内部にあります。

8BitDo Ultimateと同様に、ドリフト知らずの「ホールエフェクトスティック」を搭載。さらに、トリガーボタンもホールエフェクトを採用しており、アナログ入力の微細な調整（レースゲームのアクセルワークなど）が可能です。また、メカニカルスイッチを採用したABXYボタンは、カチカチとした明確なクリック感があり、入力の確実性を高めます。有線接続専用モデルが多いため、遅延を一切気にしないシビアなゲーマーや、PCでの使用をメインに考えているあなたに最適です。

9. 【PDP】Faceoff Deluxe+ Audio Wired Controller

「有線でいい。でも、ボイスチャットを手軽に楽しみたい」。そんな、コミュニケーションを重視するあなたに、アメリカのブランド「PDP」のこのコントローラーは独自の価値を提供します。このモデルの最大の特徴は、コントローラー自体に「3.5mmオーディオジャック」を搭載していること。

通常、Switch本体（旧型）にしかイヤホンジャックはありませんが、このコントローラーを使えば、TVモードで遊んでいても手元に有線イヤホンやヘッドセットを接続できます。これにより、『フォートナイト』や『APEX』などのボイスチャット対応ゲームで、遅延のないクリアな音声コミュニケーションが可能になります。有線接続の安定性と、便利なオーディオ機能。特定のゲームを本気で遊び込むあなたにとって、強力な武器となるはずです。

10. 【IINE】IINE Nintendo Switch/Switch OLED用コントローラー

「アローンよりもっと安く、でも機能は全部入りがいい」。そんな、究極のコストパフォーマンスを追い求めるあなたに「IINE（アイーン）」のコントローラーは驚きを提供するかもしれません。アローンと同様に、低価格で多機能なコントローラーを多数リリースしているブランドです。

このモデルは、透明なスケルトンボディやRGBライティング、スリープ解除、ジャイロ、連射機能、背面マクロボタンと、現代のサードパーティ製コントローラーに求められる機能の「ほぼすべて」を搭載しています。それでいて、価格はアローン製品と競合、あるいはそれ以下であることも珍しくありません。「この価格でここまでできるのか」と、良い意味で常識を破壊してくれる一台です。品質や耐久性には個体差がある可能性も否めませんが、機能を試すため、あるいはサブ機として「割り切って」使うには、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

まとめ：アローンの評価を踏まえて、最適なコントローラーを選ぶ

アローン製Switch用コントローラーの評価から始まったコントローラー選びですが、アローンが「低価格で多機能」を実現する日本のメーカーであること、そして純正プロコンや他のサードパーティ製とは明確な「強み」と「弱み」があることが見えてきたかと思います。

アローンは、連射機能やPC接続といった「純正にはない価値」を手頃な価格で提供してくれる、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。一方で、最高の操作感と信頼性を求めるなら純正プロコン、携帯モード特化ならHORIのグリップコントローラー、スティックの耐久性を求めるなら8BitDoやGameSirと、あなたのプレイスタイルによって「正解」は変わります。

この記事で紹介した情報や製品が、あなたのゲームライフを今よりもっと快適にするための一台を見つけるきっかけとなれば幸いです。