ゲーム配信を始めようと念願のキャプチャーボードを購入。Nintendo SwitchとPC、モニターを接続しいざOBSを起動。しかしそこに映し出されたのはゲーム画面ではなく、ただただ広がる黒い画面。そんなキャプチャーボード switch 映らないという悪夢のような状況に、頭を抱えていませんか。この問題は多くの配信初心者が最初にぶつかる、いわば登竜門のようなものです。
しかし安心してください。キャプチャーボードが映らない原因のほとんどは機器の故障ではなく、ケーブルの接続ミスやほんの些細な設定の見落としです。この記事ではあなたのその悩みを解決するため、キャプチャーボード switch 映らない問題の原因と対策を誰にでも分かるようにステップバイステップで徹底的に解説します。正しい繋ぎ方の確認からOBSの設定、そしてPS5で陥りがちな罠まで。この記事を読めばあなたの黒い画面は、鮮やかなゲームの世界へと変わるはずです。
- キャプチャーボードが映らない最も多い原因、HDMIとUSBの接続ミス
- ゲーム画面は映るのに録画ソフトに映らないOBSの設定ミス
- PS5で特に注意が必要なコピーガードHDCPの問題
- トラブルを未然に防ぐ初心者におすすめのキャプチャーボード
PCとモニターにSwitchが映らない!原因切り分けチェックリスト

- まず確認!Switchとキャプチャーボードの正しい繋ぎ方は?
- パススルー先のモニターに映らない場合のチェック項目
- OBSにSwitchの画面が映らない時の設定方法
- PCがキャプチャーボード自体を認識しない原因
- PS5で画面が映らないのはなぜ?HDCPが原因です
1. まず確認!Switchとキャプチャーボードの正しい繋ぎ方は?
キャプチャーボードが映らない時、まず疑うべきは最も基本的な配線です。Switchとキャプチャーボードの繋ぎ方は一見単純に見えますが、HDMIのIN(入力)とOUT(出力)を間違えるというミスが驚くほど多く発生しています。以下の手順で自分の接続が正しいか再確認しましょう。
まずNintendo Switch本体をドックにセットします。次にSwitchドックのHDMI出力端子から出たHDMIケーブルを、キャプチャーボードのINまたはINPUTと書かれた入力端子に接続します。これがゲーム機の映像をキャプチャーボードに取り込むための最も重要な接続です。
次にキャプチャーボードのOUTまたはOUTPUTと書かれた出力端子から、別のHDMIケーブルを使いあなたが普段ゲームをプレイするためのメインモニターの入力端子に接続します。これが遅延のない映像で快適にゲームをプレイするためのパススルー接続です。最後にキャプチャーボード本体から出ているUSBケーブルを、PCのUSB 3.0端子(青色の端子が多い)に接続します。この3つの接続をもう一度冷静に確認してみてください。
2. パススルー先のモニターに映らない場合のチェック項目
キャプチャーボード パススルー 映らない、つまりPCには映る(または認識はしている)がゲームをプレイするためのメインモニターが真っ暗なまま、という問題も頻繁に発生します。この場合、問題はゲーム機からモニターへの映像経路上にある可能性が高いです。
最初に確認すべきはHDMIケーブルそのものです。ケーブルが断線していたり端子が劣化していたりすると、映像は正しく伝送されません。一度キャプチャーボードを外しSwitchドックからモニターへ、そのHDMIケーブルで直接接続してみてください。これで映ればケーブルに問題はありません。映らなければそのケーブルが原因である可能性が高いので、別のものに交換しましょう。
次にモニター側の入力切替設定を確認します。モニターに複数のHDMI端子がある場合、キャプチャーボードからのケーブルが接続されている端子(HDMI 1、HDMI 2など)に入力が正しく切り替えられているかを確認してください。意外とこの見落としも多い原因の一つです。これらを確認しても映らない場合はキャプチャーボード自体の出力ポートに物理的な問題がある可能性も考えられます。
3. OBSにSwitchの画面が映らない時の設定方法
配線は完璧、パススルー先のモニターにもゲーム画面は映っている。しかしPCのOBS Studio上では画面が真っ暗なまま。このobs キャプチャーボード 映らない問題はOBS側の設定ミスが原因です。以下の手順でOBSにSwitchの画面を正しく表示させましょう。
まずOBSのソース欄にある+ボタンをクリックし、映像キャプチャデバイスを選択します。新しいソースを作成する画面で分かりやすい名前(例:Switch)を付けてOKを押します。するとプロパティ画面が開くのでデバイスという項目をクリックし、ドロップダウンメニューからあなたが使用しているキャプチャーボードの製品名(例:Elgato HD60 S+、AVerMedia Live Gamer…など)を選択します。
多くの場合これだけでOBSにゲーム画面が表示されます。もし表示されない場合は一度プロパティ画面を閉じ、ソース欄に追加した映像キャプチャデバイスを右クリックして一旦非アクティブ化し、再度有効化してみてください。それでもobs switch 映らない場合はプロパティ内の解像度/FPSタイプをカスタムに変更し、解像度を1920×1080、FPSを60に手動で設定してみると解決することがあります。
4. PCがキャプチャーボード自体を認識しない原因
OBSの設定以前にPCがキャプチャーボード 認識しないという、より深刻な問題もあります。デバイスマネージャーを見ても製品名が表示されていないという状況です。この原因として最も多いのがUSBの接続ポートです。多くのキャプチャーボードは安定したデータ転送のためにUSB 3.0以上を要求します。PCの青いUSB端子(USB 3.0)に接続しているか改めて確認してください。USB 2.0(黒い端子)では電力不足や帯域不足で認識しません。
次に考えられるのがUSBケーブルの品質です。製品に付属してきたケーブルを使うのが最も確実ですが、もし別のケーブルを使っている場合はそれがUSB 3.0対応のデータ転送ケーブルであるかを確認してください。見た目は同じでも充電専用の安価なケーブルでは動作しません。
またavermedia キャプチャーボード 映らないといった特定のメーカーの製品では、専用のドライバーやソフトウェアのインストールが必要な場合があります。公式サイトにアクセスしお使いのモデル用の最新ドライバーが配布されていないかを確認し、インストールしてみてください。これらの基本的な確認でほとんどの認識問題は解決するはずです。
5. PS5で画面が映らないのはなぜ?HDCPが原因です
SwitchだけでなくPS5で配信をしようと考えている方もいるでしょう。そしてPS5に接続しても画面が映らないという問題に直面することがあります。この原因のほとんどはHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)というコピーガード技術によるものです。PS5はゲームプレイ以外の映像(例えば、動画配信サービスの映画など)を保護するため標準でこのHDCPを有効にしています。
キャプチャーボードはこのHDCPで暗号化された信号をキャプチャーすることができません。そのためPS5でゲーム配信や録画を行う際は、事前にPS5本体の設定でこのHDCPを無効にする必要があります。設定方法はPS5のホーム画面から設定(歯車マーク)を選び、システム>HDMIと進みます。その中にあるHDCPを有効にするという項目のチェックを外すだけです。
この設定を行えばキャプチャーボードはPS5のゲーム映像を問題なく認識するようになります。ただしHDCPを無効にするとNetflixやPrime Videoといった一部の映像アプリが起動できなくなる点には注意が必要です。ゲーム配信が終わったら設定を元に戻すようにしましょう。
【2025年版】トラブルが少ない!初心者におすすめのキャプチャーボード5選

- 【迷ったらコレ!王道モデル】Elgato Game Capture HD60 X
- 【VRRパススルー対応】AVerMedia Live Gamer EXTREME 3 (GC551G2)
- 【PC内蔵型の安定感】Elgato Game Capture 4K60 Pro
- 【信頼の国内メーカー製】I-O DATA GV-USB3/HD
- 【実績のある低価格モデル】TreasLin HSV321 USB3.0ビデオキャプチャーボード
1. 【迷ったらコレ!王道モデル】Elgato Game Capture HD60 X
これからゲーム配信を始めるにあたり機材トラブルで時間を無駄にしたくない。そんなあなたに最も確実で後悔のない選択肢が、このElgato Game Capture HD60 Xです。世界中のストリーマーが信頼を寄せるElgatoの最新世代機であるこの一台はとにかく設定が簡単で、安定していることが最大の魅力。PCに接続すればOBSなどの配信ソフトがほぼ自動で認識し、複雑な設定なしにすぐに高画質な配信を始めることができます。
1080p/60fpsでの配信・録画はもちろん、4K/60fpsや1440p/120fpsといった最新のゲーム環境にも対応する高性能なパススルー機能を搭載。さらにVRR(可変リフレッシュレート)にも対応しているためカクつきのない滑らかな映像で、あなた自身のプレイ体験も一切損ないません。
配信機材の王道にして最も完成された一台。HD60 Xを選ぶということは機材トラブルの不安から解放され、あなたが本来集中すべきである面白いコンテンツ作りに全力を注ぐための最も賢明な投資です。
2. 【VRRパススルー対応】AVerMedia Live Gamer EXTREME 3 (GC551G2)
Elgatoの最大のライバルであり同じく高品質な製品で高い評価を得ているのがAVerMediaです。このLive Gamer EXTREME 3は特に最新のゲーミングモニターを使用しているあなたに、最高の体験を約束します。その最大の特徴は4K/60fps HDR、そしてVRRという最新の映像技術に完全対応したパススルー機能です。これによりPS5やゲーミングPCの性能を最大限に引き出した、最高の映像美と滑らかさをあなた自身が楽しみながら配信できます。
プラグアンドプレイに対応しておりPCに接続するだけでドライバーのインストールも不要ですぐに使える手軽さも魅力。超低遅延を実現しているためPCのプレビュー画面を見ながらでも、違和感なくゲームをプレイすることが可能です。コンパクトな筐体とRGBライティングもお洒落で、あなたのデスクをクールに彩ります。
自分のプレイ環境にも視聴者への映像品質にも、一切妥協したくない。そんなあなたにAVerMediaが送るこの最新鋭機は、最高の満足感を提供してくれるでしょう。
3. 【PC内蔵型の安定感】Elgato Game Capture 4K60 Pro
あなたのPCがデスクトップ型で最高の安定性を求めるなら、この内蔵型キャプチャーボード4K60 Proが究極の選択肢です。PCのPCIeスロットに直接差し込むこのカードはデータ転送のボトルネックとなりがちなUSB接続の弱点を完全に排除。理論上最も安定し、最も低遅延なキャプチャー環境を構築します。一度設置してしまえばデスク周りに余計な機器やケーブルが増えることもありません。
その名の通り4K/60fpsというプロフェッショナルな品質での録画・配信に対応。さらに最大240Hzという超高リフレッシュレートのパススルーも可能で、競技レベルのFPSゲーマーの要求にも完璧に応えます。将来あなたがSwitchだけでなく、ハイエンドなゲーミングPCのプレイを配信したくなった時もこの一枚があれば、機材を買い替える必要はありません。
長期的な視点で最高の環境を構築したい。そんなあなたにとってこの内蔵型カードは、最も信頼できそして最もパワフルな心臓部となります。あなたの配信活動を何年にもわたって支え続ける、プロのための投資です。
4. 【信頼の国内メーカー製】I-O DATA GV-USB3/HD
海外ブランドの高性能も魅力的だがやはり日本のメーカーならではの安心感とサポートを重視したい。そんなあなたには国内の老舗PC周辺機器メーカー、I-O DATAのGV-USB3/HDが堅実な選択です。この製品はPCへの負荷を軽減するハードウェアエンコード機能を搭載しており、ゲームプレイへの影響を最小限に抑えながら安定した録画・配信が可能です。
シンプルな機能と分かりやすい設定画面で、初心者でも迷うことなく使いこなすことができます。長年にわたり日本国内で製品を開発・販売してきたメーカーだからこそのきめ細やかなマニュアルや、手厚いサポート体制もいざという時の大きな安心材料となります。価格も比較的リーズナブルで配信活動の第一歩として、非常にバランスの取れた一台です。
目立つ機能はありませんが録画・配信という目的を、実直にそして安定して果たし続ける。日本のものづくりが誇るその真面目さと信頼性を、この一台は体現しています。安心して長く使える相棒を求めるならこれ以上ない選択となるでしょう。
5. 【実績のある低価格モデル】TreasLin HSV321 USB3.0ビデオキャプチャーボード
配信を始めたいけれど続くかどうかわからない。いきなり高価な機材を揃えるのは不安だ。そんなあなたのための最もリスクの低い選択が、このTreasLinのキャプチャーボードです。数千円という驚異的な低価格でありながら1080p/60fps録画と、4Kパススルーという現代のゲーム配信に必要とされる基本スペックをしっかりと満たしています。
多くのユーザーがこの製品で配信デビューを果たしておりその実績とレビューの多さが、価格を超えた信頼性を物語っています。OBS Studioのような無料ソフトと組み合わせればこの一台だけで、Switchのゲーム配信を始めるための環境は完全に整います。まずはこの製品で配信の楽しさや難しさを体験し本格的に活動を続けたくなった時に、より高価なElgatoやAVerMediaの製品へステップアップするのが最も賢い道筋です。
最小限の投資で配信者になるという夢への扉を開ける。このキャプチャーボードはあなたの情熱を試すための、最高の試金石です。悩む前にまずはこの一枚で、行動を起こしてみませんか。
まとめ:黒い画面は卒業!今日からあなたも配信者へ
キャプチャーボードが映らないという多くの初心者が経験する最初の壁。しかしこの記事を通してその壁の乗り越え方が明確になったのではないでしょうか。ほとんどの問題はHDMIのIN/OUTを確認し、PCの正しいUSBポートに接続しOBSで適切な設定を行うという基本的なステップの再確認で解決します。
もしあなたが今、黒い画面の前で頭を抱えているのならどうか諦めないでください。この記事のチェックリストを上から一つずつ、焦らずに試してみてください。
やがてあなたのOBSに鮮やかなSwitchのゲーム画面が映し出された瞬間、それは単なるトラブル解決以上の大きな達成感と感動をもたらすはずです。その画面こそがあなたの配信者としてのキャリアが始まる、記念すべきスタート地点なのです。