「2TBの外付けHDDって何時間録画できるの?」「4Kだと録画時間が減る?」「4TBや8TBならどれくらい録れるの?」といった疑問は、テレビ録画を始める人の大半が抱える不安です。録画した番組がすぐに容量いっぱいになったり、目的に合わないHDDを選んでしまったりする前に、容量と録画時間の関係をきちんと理解することが重要です。本記事では、2TB・4TB・8TBの録画可能時間を解説しながら、録画用途に最適な外付けHDD5選もご紹介。はじめてHDDを選ぶ方でも、この記事を読めば後悔せずに済みます。
- 2TB・4TB・8TBの録画可能時間をわかりやすく解説
- 地デジ・BS・4K別の目安時間を具体的に提示
- 初心者向けに録画用HDDの選び方も丁寧に紹介
- 録画用途に特化した外付けHDDおすすめ5選を厳選
- テレビ録画初心者にもわかりやすい構成で安心
HDD容量別|テレビ録画できる時間の目安

- 2TBで録画できる時間(地デジ・BS・4K)
- 1TB・4TB・8TBの録画時間の目安
- 録画時間が減る3つの原因とは?
- 録画番組の画質別の時間差も理解しよう
- おすすめHDDを選ぶ基準と注意点
1. 2TBで録画できる時間(地デジ・BS・4K)
一般的に、2TBの外付けHDDに録画できる時間は以下が目安です。
- 地上デジタル放送(HD) → 約260〜270時間
- BS・110度CS放送(HD) → 約180〜200時間
- 4K放送(UHD) → 約60〜80時間
録画時間はテレビ側の録画モードや設定に依存しますが、フルHD放送なら2TBで数カ月分は録画可能です。一方で、4K放送は非常に容量を消費するため、長時間録画したいなら最低でも4TB以上を検討しましょう。
2. 1TB・4TB・8TBの録画時間の目安
2TBの倍数で考えると、1TB・4TB・8TBでは以下のような録画時間になります。
- 1TB → 地デジ:約130時間 / BS:約90時間 / 4K:約30時間
- 4TB → 地デジ:約520時間 / BS:約360時間 / 4K:約120〜150時間
- 8TB → 地デジ:約1000時間以上 / BS:約700時間 / 4K:約250時間以上
1日2〜3時間録画する方なら、2TBで十分ですが、スポーツ・映画・ドラマをまとめて録り貯めたい人は、4TBまたは8TBを選ぶことで、容量不足による録画失敗を防げます。
3. 録画時間が減る3つの原因とは?
同じ容量でも録画時間に差が出る原因は次の3つです。
- 録画画質設定:高画質で録画すると容量消費が激しくなります。
- 複数同時録画:2番組同時録画をしている場合、容量の消費は倍になります。
- 暗号化やメタデータ:録画データには番組情報・サムネイルなども含まれており、それが保存領域を圧迫します。
4. 録画番組の画質別の時間差について
例えば、同じ1時間番組でも録画モードが「標準」「高画質」「長時間モード」などで違えば、使用容量は以下のように変化します。
- 高画質(DRモード) → 約8〜10GB
- 標準(5倍モード) → 約3〜4GB
- 長時間(12倍モード) → 約1GB以下
録画時間を長くしたい人は、多少画質を落として録画するのもひとつの手段です。録画する番組のジャンルに応じて画質モードを使い分けることで、効率的に保存容量を活用できます。
5. おすすめHDDを選ぶ基準と注意点
録画用HDDを選ぶ際は、次の3点を確認しましょう。
- テレビ録画に対応しているか(AV向けモデル)
- パッシブ・セルフパワーの違い(安定動作に重要)
- ファンレス・静音設計かどうか(リビング設置で気になる人向け)
また、メーカーによって録画対応モデルの型番が異なるので、購入前には必ず「録画対応テレビ一覧」で確認してから選ぶことをおすすめします。
録画用に最適な外付けHDD5選

- I-O DATA AVHD-AUTB4(4TB)
- BUFFALO HDV-SQ4.0U3(4TB)
- ELECOM ELD-FTV050UBK(5TB)
- Logitec LHD-ENA030U3WR(3TB)
- Transcend StoreJet 25H3(2TB)
1. I-O DATA AVHD-AUTB4(4TB)
テレビ録画対応の高耐久HDDで、4TBの大容量ながら高い信頼性を誇るモデル。熱暴走に強いエアフロー設計と24時間連続録画にも耐える安定性が魅力。パナソニック・東芝・ソニーなど主要メーカーのテレビとの動作確認済み。無音動作に近いファンレス構造で、リビングでもストレスなく使える一台。録画容量不足に悩んでいる方にとっては、コスパ面でも安心の製品。
2. BUFFALO HDV-SQ4.0U3(4TB)
業界でも屈指の静音性能と高放熱設計を兼ね備えたHDD。テレビ録画用に特化した内部制御チップが採用され、録画失敗率を大幅に低減。特に長時間録画や複数番組の録画に強く、安定性を求めるユーザーに支持されています。筐体は耐衝撃構造で、振動の多い場所でも安心して使用可能。容量4TBで、地デジ番組なら500時間以上の録画が可能。
3. ELECOM ELD-FTV050UBK(5TB)
5TBという超大容量を備えつつ、省スペース設計で人気を集めているモデル。高精度な省エネ機能により、未使用時は自動でスリープモードに切り替わり、電気代を節約できます。テレビの複数台使用や、家族での録画管理にも最適。録画番組が多くなる家庭には、これ一台で録画・保存・管理のすべてをカバーできます。
4. Logitec LHD-ENA030U3WR(3TB)
国内メーカーの安心感と業務レベルの安定性を両立した一台。3TBという程よい容量に加え、録画番組の再生エラーや途中停止のリスクを徹底的に排除する設計思想。縦置き・横置きどちらにも対応し、設置場所を選ばないのも魅力。録画だけでなく、BD・DVDへのダビング前の一時保存として使う人も多い、万能HDD。
5. Transcend StoreJet 25H3(2TB)
テレビ録画以外にも使えるポータブルHDD。USB3.1対応で高速転送が可能なほか、ラバーボディによる優れた耐衝撃性が魅力。テレビとの相性も良く、接続用USBハブを活用すれば安定的な録画が可能。リビングで録画、寝室で視聴など、柔軟な使い方ができる1台。2TB容量で地デジなら260時間程度録画できるので、はじめての録画HDDにもおすすめ。
まとめ
録画時間の目安を知らずに外付けHDDを選ぶと、「すぐに容量オーバーになった」「録画できていなかった」というトラブルに直面することがあります。本記事では、2TBのHDDでどれだけ録画できるか、さらに4TB・8TBの録画時間までしっかり解説しました。
おすすめ5選では録画に特化したHDDを紹介しましたが、どれも静音性・耐久性・互換性に優れた製品ばかり。自分の録画スタイルに合った容量と性能を選び、安心の録画ライフをスタートさせましょう。