ノートパソコンを選ぼうとして、CPUの種類の多さに絶望していませんか? 「Core i5とi7、結局どっちが必要?」「Ryzenって最近聞くけどIntelと何が違うの?」 カタログを見ても数字や記号ばかりで、どれが自分に合っているのか判断するのは本当に難しいですよね。

安い買い物ではないからこそ、スペック選びで失敗したくない気持ち、よくわかります。 そこでこの記事では、複雑なノートPC向けCPUの性能を「パッと見てわかる比較表」にまとめました。

最新の世代の違いから、コストパフォーマンスに優れたおすすめモデルまでを徹底解説。 専門用語が苦手な方でも、この記事を読めば「自分に必要なCPU」が必ず見つかります。

  • ノートPC向けCPU(Intel・Ryzen)の性能差を一覧表で解説
  • 世代・型番の意味と見分け方がわかる
  • Core i5/i7・Ryzen 5/7の具体的な違いを徹底比較
  • 用途別おすすめノートPC&CPUが明確に
  • CPUだけでなくGPU搭載ノートの選び方も簡単にわかる

ノートPC向けCPU性能比較一覧表【2025年最新版】

主要モデルをベンチマークスコア(PassMark)・用途別に徹底比較!

モデル名 世代 コア/スレッド シングルスコア マルチスコア GPU内蔵 用途の目安
Core i7-13700H 第13世代 14C/20T 4700 29,800 Intel Iris Xe ゲーム/動画編集/配信OK
Core i5-13500H 第13世代 12C/16T 4450 23,500 Intel Iris Xe 高速作業/ビジネス◎
Ryzen 7 7840HS Zen 4 8C/16T 4600 27,900 Radeon 780M ゲーム・AIアプリも強い
Ryzen 5 7640HS Zen 4 6C/12T 4400 20,100 Radeon 760M 高速ノートにおすすめ
Core i7-1255U 第12世代 10C/12T 4100 12,800 Intel Iris Xe 軽量モバイルノート向け
Ryzen 7 7735U Zen 3+ 8C/16T 4200 21,000 Radeon 680M 薄型ノートでも高性能
Core i5-1235U 第12世代 10C/12T 4000 10,200 Intel Iris Xe 学生・事務作業向け
Ryzen 5 7520U Zen 2 4C/8T 3500 6,500 Radeon 610M ネット・動画視聴用
Apple M2(MacBook) Apple 8C/8T 4300 15,800 統合GPU Macユーザー必見
Intel N100(格安機) Alder Lake-N 4C/4T 2800 4,800 UHD Graphics ネット閲覧レベル

※スコアはPassMark基準。製品により冷却性能などで実測値は変動します。

Core vs Ryzen、i5 vs i7…よくある質問にズバリ答えます!

Q1. CoreとRyzen、どちらのCPUがいいですか?

性能差はほぼ互角になってきていますが、私の実体験から言うと「用途」で使い分けるのが正解です。

  • 軽さ・バッテリー持ち重視のモバイルノート → Intel Core(特にUシリーズ)
  • 内蔵グラフィックで軽いゲームも遊びたい → AMD Ryzen(HS・Hシリーズ)

特に最近のRyzenは、内蔵されているGPU(Radeon)の性能が非常に優秀です。専用のグラフィックボードを積んでいないノートPCでも、Ryzen搭載機ならドラクエやマイクラ程度ならサクサク動いちゃうことが多いんですよ。

Q2. Core i5とi7はどれだけ違う?

最新世代で比較すると、i7はコア数・スレッド数が多く、マルチタスクをした時の「余裕」が全然違います。

  • i5:レポート作成、Web閲覧、動画視聴なら十分すぎる性能。コスパ最強。
  • i7:動画編集をしたり、配信をしたり、長く快適に使いたいなら安心料込みでこっち。

もちろん価格差はありますが、PCは一度買うと数年は使いますよね。3年後、4年後も「重いなぁ」と感じずに使いたいなら、少し奮発してi7を選んでおくのは賢い投資だと思います。

Q3. ノートPCのCPUの調べ方は?

今使っているPCのスペックが知りたい時は、以下の手順ですぐ確認できます。

Windowsなら

  • キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を押してタスクマネージャーを開く →「パフォーマンス」タブ →「CPU」をクリック

Macなら

  • 画面左上のリンゴマーク →「このMacについて」→「概要」

Q4. CPU性能だけ見て大丈夫?GPUも必要?

もしあなたが、本格的な動画編集(4Kなど)や、Apex Legendsなどの3Dゲーム、画像生成AIなどをやりたいなら、CPUだけでは力不足です。
CPUとは別に、「GeForce RTX 4050/4060」や「Radeon 780M」といったGPU(グラフィックボード)が搭載されているモデルを選んでください。ここをケチると、どんなに良いCPUを積んでいても映像処理でカクついてしまいます。

今買うべきノートPC搭載おすすめCPU TOP5【用途別】

1. Ryzen 7 7840HS(ASUS ROG Flowなど)

AMDが送り出した傑作APUです。特筆すべきは内蔵されているグラフィック性能「Radeon 780M」の実力。これ、一昔前のエントリー向け専用グラボ並みに動くんですよ。だから、重たい専用GPUを積んでいない薄型ノートでも、軽めのゲームならサクサク動いてしまう。

ASUSのROG Flowシリーズなんかに採用されているのも納得です。さらに「Ryzen AI」というAI処理専用のエンジンも積んでいるので、将来的なAIアプリの対応も安心。8コア16スレッドのパワーは伊達じゃなく、メインマシンとしてガッツリ使いたい人には、今一番バランスの良い選択肢だと言えますね。

発熱も比較的抑えられている印象で、バッテリー持ちと性能を両立させたい欲張りな人にこそ選んでほしいCPUです。

2. Core i7-13700H(HP ENVY, MSIシリーズなど)

「迷ったらこれを選んでおけば間違いない」と言える、インテル第13世代のハイパフォーマンスモデルです。高性能な「Pコア」と省エネな「Eコア」を組み合わせたハイブリッド構造が熟成されていて、動画の書き出しをしながら裏でブラウザを大量に開いてもビクともしません。

14コア20スレッドというスペックは、数年前のデスクトップPCを軽く凌駕しています。HPのENVYやMSIのクリエイターノートによく搭載されていますが、まさに「持ち運べるワークステーション」を作れるCPUですね。

Adobe系のソフトとの相性も抜群に良いので、Premiere Proで動画編集をしたり、Photoshopで重たいレイヤーを扱ったりするクリエイターなら、Ryzenよりもこちらの方が安定したパフォーマンスを得られることが多いです。

3. Ryzen 5 7640HS(Lenovo Legion Slimなど)

「Ryzen 7ほど高いスペックはいらないけど、Uシリーズのような省電力版だと物足りない」という絶妙なラインを突いてくるのがこの7640HS。6コア12スレッドですが、シングルコアの性能が高いので、アプリの起動やWebブラウジングのレスポンスは上位モデルと遜色ありません。

LenovoのLegion Slimシリーズなどで採用されていますが、このCPUを搭載したモデルはとにかくコスパが強烈。浮いた予算でメモリを増やしたり、SSDを大容量化したりする方が、トータルの満足度は高くなることも多いんです。

内蔵GPUのRadeon 760Mもそこそこ優秀なので、画質を落とせばマイクラやVALORANTくらいなら遊べます。「賢い買い物」をしたい学生さんや新社会人の方に、こっそり教えたい狙い目モデルですね。

4. Core i5-13500H(Dell Inspironなど)

「i5で十分」という言葉がありますが、第13世代のHシリーズに関して言えば「i5が凄すぎる」と言った方が正しいかもしれません。12コア16スレッドですよ?一昔前のi5のイメージで語ると火傷します。

DellのInspironシリーズなどのスタンダードノートによく採用されていますが、事務作業やレポート作成、Zoom会議といった日常業務でこのCPUがボトルネックになることはまずありません。むしろオーバースペック気味なくらい快適です。

i7搭載機と比べて発熱も少しマシな傾向があるので、ファンの音がうるさいのが苦手な人にもおすすめ。長く使っても動作が重くなりにくい、ビジネスパートナーとして最高の一石です。

5. Apple M2(MacBook Air/Pro)

MacBook AirやProに搭載されているAppleシリコンの第2世代。このチップの凄さは、ベンチマークのスコア以上に「実使用での快適さ」にあります。特に驚かされるのが、電源に繋いでいないバッテリー駆動時でもパフォーマンスが落ちないこと。

そして、ファンレスのMacBook Airですら4K動画編集をこなしてしまう電力効率の良さは、Windows機を使っている身からすると魔法のようです。iPhoneやiPadとの連携機能もスムーズで、Appleエコシステムにどっぷり浸かっているなら、これ以外の選択肢はないでしょう。

8コアCPUですが、OSとの最適化が極まっているため、体感速度はスペック表の数字以上。クリエイティブな作業を、場所を選ばずにやりたいノマドワーカーには最強の武器になります。

まとめ

ノートパソコンのCPU性能差は、単なる数字の違いではなく、毎日の使い勝手や「何年快適に使えるか」という寿命に直結します。

「どれを買えばいいかわからない」と迷ったときは、ぜひ今回の比較表と用途別のおすすめモデルを参考にしてみてください。スコアだけでなく、「自分が何をしたいか」を軸に選べば、あなたにとってのベストバイが必ず見つかります。

PCは高い買い物ですが、CPU選びさえ間違えなければ、頼れる相棒として長く活躍してくれるはずです。